Google Trends(グーグル・トレンド)は、「今、人々はなにを検索しているか」を教えてくれるWEBサービスである。
https://trends.google.co.jp/trends/
本日、「検索で振り返る2017」というページが公開されていた。この特集ページには動画や急上昇キーワードなどが紹介されている。
日本の急上昇キーワードは
https://trends.google.co.jp/trends/yis/2017/JP/
に紹介されている。これを見るだけで今年を象徴づけるキーワードがわかる。
▼日本の2017年急上昇キーワード
▼「とは検索」では、忖度(そんたく)とは…が最多だった
▼詳細を調べることができる
人々はGoogleの使い方を変化させてきた
2017年に検索されていた言葉を見てみると、人々は検索サービスに求めることが変化してきたように感じる。
Googleは今年の傾向として、「how」で調べて答えを探していた人が増えているということを示唆している。
日本では「○○とは」とか、「○○使い方」などの検索方法だろう。
人々はGoogleになにを求めているのか。
これまでは、単純な答えを求めてきたかもしれないが、これからはより複雑な答えを求めていくのではないだろうか?
「24000×1.08」のような数値計算で求めるのは単純な答えである。
Googleの検索窓に計算式を入れれば、その答え(計算結果)が表示される。このような単純計算の場合、答えはひとつである。単に計算機代わりにGoogleを使っているだけだが、便利なのでよく使っている。
では、答えがひとつではないような問いの答えについてはどうだろう。
例えば「結婚相手はどうやって選べばいいか」などのような定性的な問いに対して、答えはひとつではない。
また、別の例では「ビットコインは投資すべきか」という問いもあるだろう。
これらの検索結果に表示されているのは、Googleの考えではない。しかし、Googleが順位付けした上から順に読まれるのは間違いないだろう。
これらの情報ページは、なにかの問いに対して答えを探している人々にとって、なんらかのヒントを与えてくれるかもしれない。
GoogleはAIが優れている。昨年、Googleが開発したAlphaGoが世界一の囲碁名人を破ったことで、AIは人知を超えた存在になったといわれた。
今後、Google検索の結果にはより一層AIの力が加わっていくものと想像できる。
もし、「どこで死ねばいい」という検索がされたら…
現在は
という検索結果画面が表示されている。
しかし、このような問題の問いに対して、1位表示されたページに最適な答えがあるとは限らない。
本当にその言葉で検索しますか?
と、表示したほうがいいかもしれない。
さらに、もっといい表示方法があるかもしれない。
ひょっとしたら、近い将来、検索キーワードの結果に表示されるのは、既存のページではなくて、GoogleのAIからのメッセージが表示されることがあるかもしれない。きっとGoogle検索はますます進化していくはずである。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
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