当サイトはレスポンシブデザインなのでモバイルサイトもPCサイトも同じURLで表示されている。ホームページ(モバイルサイト)の表示速度をテストした。すると「ホームページの表示速度が遅いためユーザーの28%離脱している」という警告がでた。これは問題だ。対策を検討することにした。
計測に使ったWEBサービスはグーグルが提供している「https://testmysite.withgoogle.com/」である。
▼レポート結果画面
推奨された対策は以下の通り。
サイトの処理速度を上げましょう
処理速度:普通ページの重さを軽減しましょう
画像を圧縮する
GZIP でリソースを圧縮する
リソースを圧縮する
リクエスト数を減らしましょう
ブラウザ キャッシュを利用する
スクロールせずに見える範囲のコンテンツから、レンダリングを妨げる JavaScript や CSS を排除する
ランディング ページでのリダイレクトを避ける
ファーストビューの読み込み速度を速くしましょう
画面に表示されるコンテンツを CSS や JS ファイルよりも先に読み込む
サーバーの応答時間を短縮する
AMP でページの読み込みを高速化しましょう
ここで、要改善という指摘があったのは、以下の2つだ。
・ブラウザ キャッシュを利用する
ブラウザ側にデータを保存することでネットワークの遅延を減らす方法 »
・スクロールせずに見える範囲のコンテンツから、レンダリングを妨げる JavaScript や CSS を排除する
スクリプトがサイトの処理速度に及ぼしうる悪影響 »
これらについてはなんらかの対策を考えることにする。
とりあえず、スクリプト(JavaScript)の読み込みを遅らせることで、表示速度改善になるかどうかをテスト。
</html>上部にあるスクリプト
<script src=”/mt6/mt-static/jquery/jquery.min.js”></script>
<script src=”/mt-theme-scale2.js”></script>
を
<script async src=”/mt6/mt-static/jquery/jquery.min.js”></script>
<script async src=”/mt-theme-scale2.js”></script>
に変更したところ、若干だが速度向上になったようだ。
上記の記述はわかりにくいが「async」を挿入している。asyncは非同期タグで、このタグを入れておくとhtmlを読み込んでから実行されることになるので、ページ表示の体感速度が早くなる効果が見込める。
▼再測定したところ読み込み時間が8秒から7秒に改善した
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
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