坂本祐央子さんが主催するファシリテーション練習会に参加。定員12名ということだが満席で、本日初参加という人も複数名いた。この会は、ファシリテーションのポイントを模擬会議形式で学ぶというスタイルで運営されている。ファシリテーションの気軽な入門編という体験型の場である。参加者のほとんどが仕事帰りに参加しており、開始時刻が19時10分という時間設定もにくい。
坂本祐央子さんから進行説明があり、軽くファシリテーションの仕組みについての説明を聞いた。
場のデザイン→対人関係→構造化→合意形成
(共有) (発散) (収束) (活用)
対話を深めるためのマニュアルもあった。まずは二人一組で深める対話の練習体験を実施した。
このあとも体験が続く。座学ではなく体験していくことで学んでいくというやりたかのようだ。グループにわかれて疑似会議体験を開始した。
2つのグループにわかれて疑似会議を開始。
テーマは「意見を言いにくい、引き出しにくいとしたら、何が起きているの?」
この解決策のアイデアを出すことにした。
ポストイットを使い、各自の意見をどんどん出して大きな模造紙に貼り付けていく。
多数の意見は似た者同士をグルーピングして表札(タイトル)をつける。
短時間で多数の解決策が整理され合意形成までが図られた。なるほど。
この場では、正しい答えを出すことよりも、ファシリテーションの仕組みを自ら体験することのほうが重要である。
初対面同士が短時間で打ち解けて話し合いができるようになるためには、運用するルールやテクニックも重要だ。始める前に、「なんとかだにゃん」というとか、「いいね」というとか、「失敗を歓迎する」とか、ユニークな設定をして行うのが印象的だったにゃん。
会場はスタジオセリ
ファシリテーション練習会のフライヤー
このファシリテータ練習会は毎月開催している。
主催は、金沢ファシリテーション練習会と称し、株式会社シェヘラザードの代表坂本祐央子さんが行っている。あまり先入観を持たずに気軽に参加するのがいいだろう。興味あるかたは上記ホームページから問い合わせするとよい。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
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