「トゥルーイノベーション」という書籍を出版した株式会社エンモノの代表三木康司氏の出版記念セミナーに参加した。三木康司氏のセミナーはこれまでにもマイクロモノづくりのセミナーなどで福井や東京で拝聴している。今回の会場は、富山県高岡市の株式会社フジタのメタルアートミュージアムの2階。受講者は30名を超えていたのではないかと思う。大盛況だった。
トゥルーイノベーション
会場は株式会社フジタのメタルアートミュージアム。ちょうど夕焼けが始まろうとする時間帯に到着した。
講演前で少し緊張した面持ちの三木康司氏
講演では、トゥルーイノベーションとミートゥイノベーションを比較して解説。
トゥルーイノベーションとは、他に類のない「本物」のイノベーションであり、他の誰でもない自分に誠実なイノベーションである。つまり自分の中にある熱い想いから生み出されるイノベーションであるといえる。独自性が高いことから、競争相手があまりいない。うまくビジネスとして成功すればブルーオーシャンである。
比較にミートゥイノベーションを挙げていた。
ミートゥイノベーションとは、新技術や新たな潮流を外部から取り込み、自社技術とかけあわせて効率的に新製品などを開発するイノベーションである。外部ソースが同じなので、よく似た製品やサービスになってしまうことが多く、あっというまに競争激化してレッドオーシャンになる。
中小企業のための真のイノベーションは、簡単に真似ることができないトゥルーイノベーションのほうが適しているというニュアンスである。
そのためには、自分の中をよく見つめなければならない。三木康司氏はよく瞑想をする。また、三木康司氏が代表をしている株式会社エンモノではZENSCHOOL(ゼンスクール)というイノベーションのための講座を実施しているが、瞑想を取り入れている。すでにこのZENSCHOOLでは卒業生が130人いる。卒業生の多数は、あらたな製品やサービスを展開し成功しているというから、瞑想することにより、トゥルーイノベーションが実現する可能性は高くなるということだろう。
瞑想(マインドフルネス)
瞑想をマインドフルネスと訳し、宗教的ではなく科学的なアプローチで世界に広めようとしている動きがある。
三木氏はマインドフルネス(瞑想)の重要性を語っていたが、これがやがて大きなマーケットになるという予測があるという。いずれマインドフルネスの市場規模が211兆円になるとしたらわくわくする。
啐啄同時
啐啄同時(そったくどうじ)がこのセミナーの重要キーワードだった。※啐の文字が機種によって表示できない可能性があり、卒啄同時と表現されている場合もある。
啐啄同時とは禅の言葉で、人が悟りにいたるときの様子を卵が孵化するかのようだと例えたものである。
鶏の雛が卵から生まれようとするとき卵の中から殻をつつく。これが啐啄同時の「啐」。
すかさず親鳥が卵の外から殻をついばんで破る。これが啐啄同時の「啄」。
啐と啄が同時であることによって、殻が破れて雛は孵化することができる。
これは、師匠と弟子、親と子の関係にもあてはまる。
▼当日の遠田のメモ
以下は主催者発表のWEBから引用
『トゥルー・イノベーション』出版記念講演
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https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180604-00010004-newsweek-int
~三木康司「トゥルー・イノベーション」
出版記念講演 in Factory Art Museum TOYAMA~
「イノベーション」ていったいなによ?
イノベーション、という言葉だけが先走りし、もう聞き飽きた。
そもそもイノベーションってなによ?
と思っていながら、改めて聞く機会が無かった皆さまへ。
真のイノベーション(トゥルー・イノベーション)
とは何か?を、少しだけ聞いていただきたいと思い
セミナーを開催いたします。
時代の移り変わる速さは、10年前の3倍、5倍と速くなっています。
努力や根性論では、振るい落とされていく厳しい時代が始まっています。
新しいイノベーションを起こしたい!と感じている人も多いかと思います。
しかし現実は
・儲かるかどうか、からないこと何になるの?
・どうせ、やってもうまくいかないでしょ!
・忙しいので時間がない、やりたいことができない。
・失敗したらどうするの?
やらない(やりたくない)言い訳はドンドン出てきますね。
はたして、それでいいのでしょうか?
いつまで観客席に座っていますか?
内からでてくるトゥルー「真」を見つけると、
・思考に変化。
・行動が変化。
・言葉が変化。
・周りも変化。
書籍の著者である、三木康司さんが提唱している、211兆円規模のマインドフルなビジネス「マインドフルビジネス」を起こすための、内発的なイノベーションメソッド「トゥルー・イノベーション」について、「メディテーション」と「対話」を通して、ともに学んみませんか?
このご縁が後々の「セレンディピティserendipity)」になること間違いなし。
「セレンディピティserendipity)」とは・・・
素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること
ご参加心よりお待ちしています。
【開催日時】
◎日時:2018年8月2日(木)
・ 開 場:17:30~
・セミナー&パネルディスカッション
:18:30~20:40
・懇親会:20:45~21:45
【スケジュール】
司会進行
対話のファシリテーター
:小畑章
◎Vol.1:18:30時~19:20
「トゥルー・イノベーション」出版記念講演
スピーカー:三木康司(株式会社enmono)
◎Vol.2:19時30分 ~ 20時30分
パネルディスカッション
「私の、セレンディピティ(serendipity)体験」
パネラー:三木康司
:梶川貴子
:野末雅寛
◎質疑応答:20:30 ~ 20:40
◎懇親会:20:45 ~ 21:45 終了
会費 ¥2,500
※同会場にて立食形式で行います。
事前決済サイト
https://www.0553.jp/eventpay/event_info/?shop_code=5051437672227621&EventCode=1195619557
【開催場所】
・FactoryArtMuseumTOYAMA 2F
住所:〒939-0131
富山県高岡市福岡町荒屋敷525-9
TEL:0766-64-0501
【スピーカー紹介】
◎三木康司
株式会社enmono代表取締役
https://www.enmono.jp/
zenschoolマスター
https://www.zenschool.jp/
Zen2.0 Co-founder
https://zen20.jp/
また、自身が居住する鎌倉をベースにしたローカル・コミュニティ「カマコン」のメンバーとして、マインドフルネスの国際カンファレンス「Zen2.0」を企画。2017年には、建長寺で、禅の老師、研究者、アーティスト、ジャーナリストなど、多岐にわたる専門家がプレゼンテーションを行った。
◎梶川貴子
株式会社フジタ 代表取締役
https://www.fujita-k.co.jp/
Factory Art Museum TOAYMA 館長
https://www.facebook.com/FactoryArtMuseumTOYAMA/
Zesnchool サブマスター
https://www.zenschool.jp/zenschool-toyama
#FactoryArtMuseumTOYAMA を創るという
トゥルー・イノベーションをスタートしたあと、
クラウドファンディングを成功させ
工事を経て2017年4月にオープンさせ、
初年度は1,000人の来館者があった。
現在は、他でやっていないイベントやワークショップなどの企画や運営にワクワク。
◎野末雅寛
有)#イージーエンジニアリング 取締役
http://www.ez-eng.jp/
#哲学カフェinミュージアム 講師
#zenschool富山 1期卒業生
自動化機械と3Dプリンタの開発に勤しみ、
現場の仕事が楽になる(イージー・エンジニアリング)
ことを追求している
略歴:金沢大学教育学部と京都大学大学院文学研究科修士課程にて哲学を専攻、ハイデガーなどドイツ哲学を学ぶ。
対話のファシリテータ
◎小畑章
ソッカ株式会社
http://www.studiofit.co.jp/
【参加費用】
◎セミナー:無料
◎懇親会:2,500円
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
保有資格:中小企業診断士、情報処理技術者など
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