パソコンのエラートラブル対応やPC修理

突然使用していたwifiルーター「WSR-1166DHP」がIPv6しか接続しなくなる不具合が発生

2019.01.03
この記事は約4分で読めます。

ipv4setuzokunasi.jpgアマゾンプライムのビデオをパソコンで視聴していたら突然停止した。PCではネット接続できているはずだが、アマゾン自体につながらなくなっていた。グーグルやフェイスブックは見ることができるが、アマゾンにつながらない。
PCのコントロールパネルから「ネットワークとインターネット」→「ネットワークと共有センター」→「アダプターの設定の変更」の状況を見るとあら不思議。IPv6は接続できているのに、IPv4は「インターネットアクセスなし」になっている。

wifiルーターを交換

「WSR-1166DHP」だと不具合発生

49594224_2389023717794221_6686262145606221824_n.jpg

ちなみに、グーグルとフェイスブックのサイトはIPv6対応だが、アマゾンはまだIPv4のみらしく、この状況ではIPv6対応できていないサイトを見ることができない。

ちょうどテストになると思い、当サイトもチェックしてみた。
https://dm2.co.jp/
先月、サイトをIPv6対応にしたばかりなので、ちゃんと閲覧することができた。

しかし、IPv6対応できていない他のサイトは閲覧ができなかった。

そもそもこういうことが起きる理由には、先月変更したプロバイダのIPv6接続オプションが関係していることが想像できる。

幸い、先月この設定変更と同時にwifiルーターを１台だけIPv6対応のものに新調していた。そのwifiルーターで接続するとIPv4でもつながることが確認できた。

これまで使用してきたwifiルーター「WSR-1166DHP」はここらで潮時かもしれない。ということで、こっちのほうも新調することにした。

Buffaloの「wxr1750dhp2」

注文したのはBuffaloの「wxr1750dhp2」

wxr1750dhp2.jpg

Wi-Fiルーター 11ac 1300+450Mbps AirStation
Wi-Fiルーター WXR-1750DHP2シリーズの商品情報サイト。バッファロー公式情報です。
buffalo.jp

現在、IPアドレスが枯渇しつつある｢IPv4｣から、次世代IPアドレス規格｢IPv6｣への移行が世界中で進められています。
本製品は｢IPv6｣に対応しているため、｢IPv6｣を利用した高速なインターネット通信をご利用いただけます。
また｢IPv6｣のご利用予定がすぐにない方も将来的に無線LAN親機(Wi-Fiルーター)を買い替えることなく｢IPv6｣をご利用いただけます。

真の原因はBuffalo社のサーバ障害

【１月８日追記】

この問題の真の原因はBuffalo社のサーバ障害だったようだ。

サーバ障害で問題が起きた機種は、2014年9月から2016年5月に発売された「WSR-1166DHPシリーズ」、「WCR-1166DS」、「WXR-1900DHP2」のファームウェアVer 2.49以前、「WXR-1750DHP」のファームウェアVer 2.48以前、「WXR-1900DHP」の5製品。

wsr1166dhpwcr1166ds.jpg

以下はバッファロー社のホームページの情報より

buffalo.jpサーバーダウンによる通信障害に関するお知らせ
buffalo.jpサーバーダウンによる通信障害に関するお知らせに関するサイト。重要なお知らせのコンテンツをご紹介。
buffalo.jp

buffalo.jpサーバーダウンによる通信障害に関するお知らせ

2019年1月7日

平素は弊社製品をご愛用いただき誠にありがとうございます。
2018年12月29日から2019年1月3日まで発生しておりましたbuffalo.jpサーバーの障害により、一部無線LAN親機をご利用の場合、インターネット接続ができない現象が発生しております。 インターネット接続ができない場合は、下記復旧方法をご確認頂きますようお願い申し上げます。
この度はご不便をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

対象機種

  • WSR-1166DHPシリーズ
  • WCR-1166DS
  • WXR-1900DHP2(FW Ver2.49以前)
  • WXR-1750DHP(FW Ver2.48以前)
  • WXR-1900DHP

事象

該当期間中に再起動、WANポートの抜き差しが行われると、インターネット接続ができなくなる。

※上流機器の設定変更や再起動などによって引き起こされる場合もあります

発生条件

初期出荷状態であるAUTO時、および、Manual/Router設定でWAN側IP取得方法が「インターネット＠スタート」設定（初期値）である場合。

原因

上記対象機種がインターネット接続確認に使用している弊社サーバーの応答が極端に遅くなり、インターネット接続確認ができず、IPアドレスを正常に取得していてもインターネットに接続できない回線と判断していたため。

※インターネット接続確認に使用している参照先サーバーは、機種群によって異なるため上記対象機種以外では発生いたしません。

復旧方法

現在サーバーは復旧しておりますが、インターネット接続が復旧していない場合は、再起動もしくはWANポート（インターネットポート）のケーブル抜き差しをお願いいたします。

< ※本件に関するお問い合わせはこちらまでお願いいたします。