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WEBサイトをリニューアルした後で必ずチェックしてほしいのはサーチコンソールとアナリティクス

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siterenewch200.jpgWEBサイトを制作会社に外注してリニューアルした場合、その後に必ずチェックしてほしいポイントがある。それはサーチコンソールとアナリティクスの設定見直しである。
とくに心配なのは404エラーの増加。リニューアルしたさいに、古いページを削除し新しいページに作り変えた場合の301リダイレクト処理がされていないことがよくある。そうなると404エラーが大量に発生し、ユーザーからとても不親切なサイトになってしまう。

サイトリニューアル後のチェック項目

▼サイトリニューアル後のチェック項目
siterenewch.jpg

まずはサーチコンソールをチェックする

まずはサーチコンソールのチェックから始めよう。しかし、ここでいきなり問題が発生していることがある。

リニューアルのさいに常時SSLに変更していると、これまでのサーチコンソールでは分析できなくなる。常時SSLになると「https」から始まるURLになるので、そのドメイン名もあらたにサーチコンソールに登録しなければならない。その処理をしていないケースがとても多いのである。

また、もし、まだサーチコンソールに登録されていなかったとしたら、この機会に必ず登録しておこう。サーチコンソールはGoogleに自サイトの情報を直接伝達する唯一の手段なので、SEO対策の基本中の基本だからである。

Google Search Console(グーグル・サーチコンソール)
https://search.google.com/search-console

グーグルサーチコンソールとは
https://support.google.com/webmasters/answer/9128668

Google Search Console は、Google 検索結果でのサイトの掲載順位を監視、管理、改善するのに役立つ Google の無料サービスです。Search Console に登録しなくても Google 検索結果にサイトが表示されるようにすることはできますが、Search Console に登録することで、Google のサイトに対する認識を理解し、改善できるようになります。

サーチコンソールは無料で使えるので、独自ドメインのサイト管理者は必ず登録してください。

常時SSLにしたらhttps://*******.comもサーチコンソールに登録する

httpshttpdm2cojp.jpg

上記は当社のドメインをサーチコンソールに登録してあるという表示例。
http://dm2.co.jp (これまでのドメイン)
https://dm2.co.jp (常時SSL)
の2つのドメインとも登録してある。

常時SSLになると、ユーザーが閲覧するのは常時SSL(https://dm2.co.jp)のほうになり、これまでのサイト(http://dm2.co.jp)は見られなくなる。サーチコンソールは、常時SSLサイトは別サイトとして認識するようになっているため、あらたに常時SSLサイトを登録しなければならないのである。

wwwがあるかないかによっても別モノなので登録が必要

また、「www」の有無によっても別の設定が必要。

▼SSLになっていないURLのwww有無
http://www.dm2.co.jp
http://dm2.co.jp/

▼SSLになっているURLのwww有無
https://www.dm2.co.jp
https://dm2.co.jp/

wwwのあるなしをどちらも利用したことがあるのなら、上記のように4つすべてをサーチコンソールに登録しておいたほうがよい。