数日前にくら寿司のアルバイト店員のSNS投稿が炎上した。炎上したのは、まな板の上で処理した魚をゴミ箱に捨てそのあとすぐに拾いまな板の上に戻したという一連の動画を投稿したtwitterである。その後、そのアルバイト店員は解雇された。しかも法的措置に発展していきそうな雲行きである。
▼くら寿司のtwitter公式アカウントより
当社守口店に関する報道におきまして、再発防止と信頼回復に向け全力で取り組んでまいります。 pic.twitter.com/e1RosArbTK
— 無添くら寿司【公式】 (@mutenkurasushi) 2019年2月9日
▼くら寿司のホームページに公開されたPDF
http://www.kura-corpo.co.jp/release/pdf/20190208_01.pdf
今後の展開は法的措置へと移行していきそうである。
▼経緯についてまとめたサイト
http://kikitimes.com/archives/26299
この件については経緯を見守りたいが、企業にとっては他山の石とする教訓だろう。
スタッフのSNS教育が必須
学校ではSNS禁止のところが多い。禁止と言っている以上、正しい使い方やリスクに関する教育はされていない。学校でSNS教育をちゃんとしたほうがいいのではないかと考えている。
しかし、学校側が手を打たないからという理由で企業側がこの問題を放置してはいけない。SNS教育を受けていない学生が社会人となり、アルバイトや新入社員として会社に入ってくることを前提として、スタッフにSNS教育を行う必要があるのではないだろうか。
このような馬鹿げた行為をする人間が0になることはないかもしれない。だからといって、企業側がなにもしないことはそれこそリスクである。予防策として若い社員やスタッフのSNS教育を行おう。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
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