「オープンソース 作ってみた」というキーワードで検索すると1位で表示されるのがqiita.comのあるページ。このソフトを開発したのは内田太志さん。現在、このソフトはオープンソースとして無料でダウンロードして使うことができる。ビジネスプラットフォームとしてここまで完成度の高いソフトが無料とは信じがたい。「顧客管理」も「営業支援」も「プロジェクト管理」もこれひとつで。 脱エクセルを実現するノンプログラミングWebデータベース。サイボウズのキントーンと比較されるくらい高機能なソフトである。そのソフトは「プリザンター(pleasanter)」である。
オープンソースで作ったビジネスプラットフォームソフト
そのソフトは「プリザンター(pleasanter)」
内田太志さんが代表をしている株式会社インプリムに訪問し、いろいろとお話をうかがうことができた。
電車内で開発したソフト
内田太志さんは富士通系の会社に勤務していたが退社し、2017年3月に株式会社インプリムを立ち上げた。
その基礎となった「プリザンター」というソフトは、会社員時代の通勤電車の時間を使って開発したというのには驚いた。初期開発に要したおよそ1500時間のかなり部分が電車の中だったという。約2年間で開発し、オープンソースとしてリリース。
このプリザンターを担いで独立開業ということになったそうだ。
プリザンターはエクセルライクなWEBアプリケーションで、利用者側のカスタマイズ性が強い。ユーザー視点でエクセルを使いこなす場合にネックになるのは「情報共有しにくい」ことである。その弱点を補うのがプリザンターである。自由にカスタマイズして使える汎用性がありながら、操作画面を見ているとサクサク動いているのがすごい。
自分でそこそこできるような自信があるシスアド的な人がいる組織ならオープンソースなので無料で使うことできる。エクセルやWordPressを自社で運用しているなら使えそうだ。
また、IT導入補助金も使えるので、サポートを受けながら導入するのもいい方法かもしれないと思った。
プリザンターの動作画面例
以下の画面はhttps://qiita.com/Implem/items/1d815f93719d4129dc4fより引用
▼WEBブラウザでサクサク動く画面
▼工程管理的な要素も追加
▼進捗管理的な画面もカスタマイズできる
プリザンターについて
プリザンターをクラウド利用する場合
https://pleasanter.net/
※ユーザ数3人以下だと無料で使える
プリザンダーをダウンロードしオンプレミスで利用する場合
https://pleasanter.org/
※病院や大学などでインターネットを介さないLANで利用するのに適している。完全無料で使うことも可能。
IT導入補助金を活用してサポートを受ける場合
https://www.it-hojo.jp/
プロジェクト台帳(契約額、実行予算、引渡予定、要員割当て)
要員管理(シフト組み、勤怠、スキルタイプ、スキルレベル、残余工数)
顧客管理(既存/新規、与信限度)
人事、労務、給与、福利厚生、教育、法令
ワークフロー、グループウェア、社内SNS、ビジネスチャットツール
分析機能、自動化・効率化ツール(例:テンプレート等により業務機能を保有するAI、RPA等)などで利用可能。
株式会社インプリム
https://implem.co.jp/
〒165-0026 東京都中野区新井1-12-12モデリアカラーズ中野2F
▼act2020東京オフの起業視察として参加
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
保有資格:中小企業診断士、情報処理技術者など
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