FacebookからのアクセスをGoogle Analyticsで調べてみた。Facebookからのサイト内のどの記事にアクセスがあるかについては「行動」→「サイトコンテンツ」→「ランディングページ」で調べることができる。しかし、どの投稿をクリックしたのか(どこから来たのか)については知ることができない。
最近のWEBの動向は「リンク元をわからないようにする」という傾向が強い。WordPressやMovable Typeで外部サイトへのリンクをつけた場合も自動的に「rel=”noopener noreferrer”」というタグが付与されリンク元がわからないようになっている。
リンク先にパラメータをつけておく
フェイスブックに投稿する場合のテスト
測定記録する方法についてテストしてみた。
▼Facebookの投稿
上記の2つリンク先は同じであるが、2つめには「?20190612」というパラメータがつけられている。
1つめ
https://dm2.co.jp/2019/05/relnoopener.html
2つめ
https://dm2.co.jp/2019/05/relnoopener.html?20190612
このことにより、Google Analyticsでは、ランディングページとして記録されるURL名にパラメータも付与される。
リアルタイム計測で確認
▼リアルタイム計測で確認
このような記録が取れることがわかれば、セグメントを作成しておくと調べやすくなる。
▼Facebookからのアクセスに絞って調べるためのセグメント
Facebookからのアクセスを知りたい場合は事前にリンク先URLにパラメータをつけておく
上記の実験で確認できたように、パラメータは有効である。
なお、パラメータの付け方であるが、一日の投稿数がそれほど多くない場合は日付がもっともわかりやすい。一日に数回の投稿をする場合は、「日付+番号」という手もある。
パラメータの例
?20190612-01 6月12日の投稿1番め
?20190612-02 6月12日の投稿2番め
パラメータは通常のリンク先の末尾に「?」をつけ、そのあとに任意の半角英数文字を書くだけでよい。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
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