声が変われば人生が変わる!という。これは今回のKCG例会の発表者(講師)である歌声舎代表 林恒宏氏の講演テーマである。林恒宏氏は「声」をビジネスにしている。具体的には、ラジオやテレビなどのナレーター、CMのナレーション、声を鍛える教室の講師、芸能的な発表の場などがある。
有名なナレーターとしては森本レオ、愛川欽也など顔の売れた芸能人もいるが、表にあまり出ない声だけの専門家も多数いるようだ。
KCG代表の石井氏(左)から紹介され、これから講演する林恒宏氏(右)
講演中の林恒宏氏。マイク無しでよく響き通る声だった。
ナレーターのように「声を職業」としていても、さらに声を鍛える必要があるというが伝わってきた。
よい声に変えるためにしてきたことや変化のポイント
・声の勉強を始めること
・声の訓練は継続的に取り組む
・横の意識ではなく縦の意識が重要
・口を縦に開くと母音が立つ
・声を自分の胸に響かせる
・自分の声を一番聞いているのは自分である
・びんびん響く声を出すことが自信につながる
・いい声を発することで周りから「つきあいやすい人」とみられるようになった
「私はこうです。」という、自分が確立したかのような声は、縦の意識から生まれるとのことだ。
林さんは、声が変わることで人生の流れも変わったという。
いい声を出すための努力の重要性がわかった。
会場は金沢駅西口からほど近いホテルマイステイズ金沢の1階にあるトラベルカフェ。先月からKCGの例会会場はこれまでの近江町市場界隈から変更になっている。
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