「ニューディール政策」とはなにか?
中学生が社会の授業で学ぶキーワードだ。ニューディール政策とは、1930年代にアメリカ合衆国大統領フランクリン・ルーズベルトが世界恐慌を克服するために行った一連の経済政策。新規まき直し政策、単にニューディールとも呼ばれる。
実はニューディールの語源はトランプである。トランプなどのカードゲームで、親がカードを配り直すことを「ニューディール」という。
さて、日本政府は「デジタル・ニューディール」政策でAIや5Gの促進を図ろうという1兆円の補正予算を組むということを発表した。
「デジタル・ニューディール」政策
AIや5Gの促進を図ろうという1兆円の補正予算
メディアには、以下のような発表があった。
近く閣議決定する令和元年度補正予算案に、人工知能(AI)や次世代通信規格「5G」の導入を進め、経済成長を目指す「デジタル・ニューディール」の関連予算として9550億円超を計上する方針を固めた。学校のICT(情報通信技術)化に2318億円、中小企業のIT化支援などに3090億円を充てる。ポスト「5G」を見据えた情報通信基盤強化には1100億円程度を盛り込む
2019年はAI元年であると考えていたが、12月になって大きな出来事が起きた。これが単なるバラマキとなるのか、今後の日本の経済や技術革新につながるのかは後の歴史が証明してくれるだろう。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
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