WordPress5.3.1の更新案内が届いた。今回のWordPress(ワードプレス)アップデートではブロックエディタが大幅に改善されている。約1年前にブロックエディタ機能が標準として搭載されたが、既存のユーザーほど使いにくい不満が多かった。その結果、これまでの投稿画面を再現できる「クラシックエディター」というプラグインを使用せざるを得なかったという状況だった。
今回のアップデートで、ブロックエディターは直感的にも操作的にもかなり使える感じになっていた。
▼ブロックエディター使用時の投稿画面
ワードプレス5.3.1のブロックエディターは直感的に操作できる印象である。
以下、おしらせ画面より引用
ブロックエディターの改善
この機能強化にフォーカスした更新においては150を超える新たな機能とユーザビリティ改善が加えられています。中でも、最適化されていない最高画質の写真画像をスマートフォンや高性能カメラで撮影したままアップロードして処理できる、特大サイズ画像のサポートにおける改良は特筆すべきものです。より大きなデフォルト画像サイズのサポートも加わり、写真の見栄えは常に最高レベルを維持します。
アクセシビリティについての改善も多数実施されました。これには管理画面でのブロックエディターのスタイルの統合が含まれます。これらの改良されたスタイルにより多くのアクセシビリティ上の問題が解決されます: フォーム入力項目やボタンの色コントラスト、エディターと他の管理画面との間の一貫性、新しいスナックバー通知、デフォルトの WordPress カラースキームへの標準化、Motion の導入によるブロックの機敏で自然な操作感の実現、など。ダッシュボード内の移動にキーボードを使用するユーザーのために、ブロックエディターはナビゲーションモードを搭載しました。これにより、ブロック操作のあらゆる部品の間をタブ移動することなしに、ブロックからブロックへとジャンプすることが可能になります。
また、ブロックエディターはデザインの柔軟性も増している。
新しい機能の「グループブロック」では、ページをカラフルなセクションに簡単に分類したり、カラムブロックで固定カラム幅がサポートされたり、新しい定義済みレイアウトでコンテンツをアレンジしたり、見出しブロックテキストの色指定ができたりなど、かなり使えそうな印象だ。
これからWordPressをスタートする方にとってはこれが標準となっていく可能性がでてきた。クラシックエディターを使い、以前の管理画面を使っている方も、一度新しいブロックエディターを使ってみてもいいかもしれない。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
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