2020年9月からマイナポイント事業が始まる。マイナポイントとは、マイナンバーカードを活用したポイントで、最大5000円の還元が受けられる。
さて、このマイナポイント付与を受けるためには、マイナンバーカードを発行しておく必要がある。マイナンバーカードは2016年1月から始まったマイナンバー制度に基づくもの。マイナンバー制度は、住民票を持つ日本国民すべてに「個人番号」が発行されているが、「マイナンバーカード」の発行は各個人の任意である。だが、マイナンバーカードはまだ日本国民の15%程度しか発行されていないようである。
セキュリティ面の不安や、手続きの面倒さ、および制度の認知不十分という状況もあり、マイナンバーカードの発行をしていない人が多いのだろう。
夏から始まるマイナポイント事業
マイナンバーカードを発行依頼
私自身もマイナンバーカードの発行はしていなかった。今回、マイナンバーカードを発行するタイミングかなと思い発行依頼を行った。
マイナンバーの取得方法
https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/flow/mnp-get/
マイナンバーカードの発行画面
https://net.kojinbango-card.go.jp/
マイナポイントとは
https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/
マイナンバーカードを小売店に提示する必要はありません
なお、マイナポイントを使用することは、直接マイナンバーカードを小売店に提示するということではない。
あらかじめ使用したいキャッシュレス決済のサービス(例えばPayPayなど)にマイナンバーカードのマイキーIDを登録しておき、その決済サービスを使用するとマイナポイントが付与されるというしくみである。
マイナポイントは、キャッシュレス決済利用額の2万円の25%が上限なので、最大5000円の付与があるということである。マイナポイントは2020年7月から受付開始となり、9月から2021年3月末まで付与される予定である。
このようにマイナポイントを利用するためには、マイナンバーカードが必須であるが、マイナンバーカードの発行には1ヶ月以上かかる見込みである。さらに、マイナポイント制度の認知が進んだ段階で発行依頼が殺到する可能性もあり、そのさいはマイナンバーカードの発行が遅れるかもしれない。
今のうちに発行依頼をしておくのがよいのではないだろうか。
▼マイナポイントの説明動画
▼マイナポイントの説明リーフレット
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
保有資格:中小企業診断士、情報処理技術者など
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