中小企業施策/補助金や支援機関

持続化給付金の公式サイトが公開されWEB受付が始まりました【中小企業庁】

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持続化給付金持続化給付金の公式サイトが公開されました。中小企業者(法人および個人事業主)が、2020年1月以降に新型コロナウイルス感染症拡大の影響等により、前年同月比で事業収入が50%以上減少した月がある場合に申請できる補助金です。法人は最大200万円、個人事業主は最大100万円が給付されます。
緊急事態宣言により休業している飲食店や小売店などは対象になるケースが多いはずなので要チェックです。

持続化給付金の公式サイトが公開

持続化給付金とは

持続化給付金とは、新型コロナウイルス感染症の拡大により、営業自粛等により特に大きな影響を受ける事業者に対して、事業の継続を支え再起の糧とするために事業全般に広く使えるよう給付する補助金です。

給付額の算定式

■給付額の算定式
S:給付額(200万円上限)※10万円未満は切り捨て
A:対象月の属する事業年度の直前の事業年度の年間事業収入
B:対象月の月間事業収入

給付額 S=A-B×12

4月30日に補正予算が国会を通過したことで、本日5月1日より専用サイトが公開され、WEB申請の受付が始まりました。

▼持続化給付金の専用サイト
jizokukakyuhukin_img_mv_2.jpg
https://www.jizokuka-kyufu.jp/

試算をするためのシミュレーションもできます

この専用サイトには、持続化給付金に関する様々な情報が集約されています。自社が給付が受けられるかどうかの試算をするためのシミュレーションもエクセルデータとして提供されています。

ドメイン名は経済産業省や中小企業庁の使う「meti.go.jp」ではなく、汎用ドメインの「.jp」です。政府機関である「go.jp」を使っていないので、自由度は高そうですが、名前を似せた詐欺サイトには要注意です。

▼提供されたエクセルデータ
jizokukaxls02.jpgjizokukaxls01.jpg

しかし、このエクセルデータでシミュレーションをすると計算結果がおかしいです。計算例のシートにある数字を入れても「不給付」と表示されてしまうので、自動計算するマクロにバグが発生しているのではないかと思われます。

ログインエラーも多発

また、うまくログインできないという例も多発しているようです。

▼ログイン画面
jizokukaloginerro.jpg
https://mypage.jizokuka-kyufu.jp/loginpage

▼エッジを使った場合のログインエラー
loginerrorjizokuka.jpg

▼Chromeを使った場合のログインエラー
loginerrorjizokukacrome.jpg

※持続化給付金サイトのインフラはSalesforceを使っているようです。

リクエストを処理できません

ご不便をおかけして申し訳ございません

salesforce.comサーバーが一時的にリクエストに応答できません。ご不便をおかけして申し訳ございません。
お待ちいただき、ありがとうございます。しばらくしてからもう一度お試しください。 現在のシステムのステータスと可用性については、http://trust.salesforce.comにアクセスしてください。

おそらく公開直後にアクセスが殺到したことなどによる不具合もあると思われます。

持続化給付金の申請は来年の1月15日まで可能です。とくに急ぎでない方は、しばらく様子をみてから申請するほうがよさそうです。