「新分野チャレンジ緊急支援費補助金」は、新型コロナウイルス感染症により、経営上の影響を受けながらも、事業継続に向け、自ら活路を見出す前向きな取り組みを行う中小企業等を幅広く支援する、という石川県独自の補助金制度です。
石川県内の中小企業者が対象で、新型コロナウイルス感染症への対応として行う、営業上の工夫など、事業継続に向けて取り組む前向きな取り組みを行う場合、上限50万円で4/5の補助です。4月21日以降に取り組んだ分も経費参入できるという柔軟性もあるのでとても使いやすい補助金だと思います。
新分野チャレンジ緊急支援費補助金
オンライン強化という事業も対象です。
例えば
「オンラインミーティング環境を強化する」
→得意先とオンライン商談や相談ができるようにする
→オンラインセミナーを実施する
は当事業の補助対象になります。
そのさいに必要になる
・ノートパソコン
・WEBカメラやマイク、ヘッドホンなどの設備機器
・ZOOMの有料契約料金
・ZOOM背景用のボードや衝立
・遠隔リテラシーを高めるためのコンサル費用
・新ビジネスを広報するためのホームページリニューアル費用
・告知のフライヤー印刷費用
などはすべて今回の補助金対象です。
(5/21にISICOさんに確認とりました)
これはすごいですね。
厚生労働省のテレワーク補助金ではパソコンが対象にならないのでがっかりしましたが、この補助金は柔軟性が高いですね。あらたに事業を強化しようという石川県内の中小企業者はぜひとも活用しましょう。
当社はオンライン面談を強化することを目的に高性能なノートパソコンを2台購入しました。CPUはi7でSIMを挿せるのでどこでもオンライン面談ができます。1台は自社用で、1台はクライアント企業に貸し出すための予備用としました。これで、クライアント企業さんとはオンライン面談が容易になりますし、オンラインセミナーで講師をするさいも2台使いが可能になります。
但し、購入目的(新型コロナウイルス感染症への対応として行う〇〇な取組に必要な設備である等)を明確にして、申請書に記載する必要がありますのでご注意を。
以下はhttps://www.pref.ishikawa.lg.jp/kinyuu/keieishien/shinbunyachallenge.htmlの引用です。
石川県新分野チャレンジ緊急支援費補助金について (略称:新分野チャレンジ補助金)
趣旨
新型コロナウイルス感染症により、経営上の影響を受けながらも、事業継続に向け、自ら活路を見出す前向きな取り組みを行う中小企業等を幅広く支援いたします。
概要
補助対象者
県内に事業所等を有する中小企業等(中小企業基本法(昭和38年法律第154号)第2条に定めるもの又は、これらを構成員とする団体若しくはこれらに準じるもの。なお、法人格のない任意団体は補助対象とはなりません。)
※個人事業主を含みます。
※中小企業を構成員とする団体若しくはこれらに準じるもの
(例)事業協同組合、企業組合、協業組合など
補助対象事業
中小企業等が、新型コロナウイルス感染症への対応として行う、営業上の工夫など、事業継続に向けて取り組む前向きな取り組み
【補助対象事業の具体例】
- 外出自粛で来客が激減したため、業態転換し、テイクアウトや宅配事業に取り組みたい。(飲食店)
- 歓送迎会等の宴会の自粛や、お酒を提供するホテルやバーの営業自粛により、国内外で注文激減の中、固定客がECサイト経由で僅かに注文がある状態。増加する在庫を冷蔵庫で保管しているが、こうした状況であっても月を追って生産される新酒を保管する冷蔵庫を整備して、しっかりと生産活動をしている姿をインターネット経由で発信していきたい。(酒蔵)
- 自宅にいながらオンラインでトレーナーの指導を実施できる環境を整備したい(フィットネスクラブ)
【補助対象経費】
補助対象となる経費は、令和2年4月21日以降に事業開始(契約・発注・支払)した申請取組(事業者)に必要な経費(税抜)で、令和2年4月21日から令和2年12月31日までに支払行為が完了するもの。
※補助対象外経費
人件費・家賃等の固定経費、損失補てん、借入れに伴う支払利息、公租公課、不動産購入費、官公署に支払う手数料等、振込手数料、飲食・接待費、税務申告・決算書作成等のための税理士等に支払う費用、そのほか公的資金の使途として社会通念上、不適切と認められる費用
補助内容
補助上限 1事業者あたり500,000円(補助率4/5)
※事業費は、5万円(税抜)以上とする。
申請受付期間
令和2年5月18日月曜日13時00分~令和2年6月30日火曜日9月30日水曜日まで
(締め切りが延長されました)
申請手続き
お近くの商工会・商工会議所、石川県中小企業団体中央会、公益財団法人石川県産業創出支援機構において申請を受付します。
公募要領や申請書類等は、各機関のホームページをご確認ください。
※各機関のホームページのURL及び連絡先については、申請・相談窓口一覧(PDF:108KB)をご覧ください。
※申請後、審査を経て採択されることが条件となります。
お問い合わせ
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
保有資格:中小企業診断士、情報処理技術者など
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