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金沢カレーのルーツは鉄道弘済会の「レストランニューカナザワ」にありました

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kanazawacurry200.jpg金沢カレーというと、固めのごはんの上にどろっとしたルーとキャベツの千切りが乗り、ステンレスの皿と先割れスプーンで食べるというイメージでしょうか。定番のトッピングはとんかつ。
この金沢カレーの秘密について調べてみると面白いことがわかりました。
国鉄時代の金沢駅のレストランにいたスタッフが歴史を作りました。そして、金沢カレーのルーツは50年以上前までさかのぼります。

金沢カレーの秘密

ゴーゴーカレーの東京進出がきっかけ

実は金沢カレーという名称が使われだしたのは21世紀以降です。
2000年以降にゴーゴーカレーが店舗数を増やしていく段階で県外進出をしていっており、そのさいに「金沢カレー」という名称が使われるようになり、金沢では複数のカレー店が同様のスタイルのカレーを提供していたことから「金沢カレー」という名称が定着しました。

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洋食タナカのカレーが金沢カレーの原型

金沢カレーのルーツは古く50年以上前になります。カレーのチャンピオン創業者で洋食シェフであった田中吉和さんがレシピを考案したと言われています。この田中さんが1961年に独立開業した洋食店「洋食タナカ」のカレーは、現在の金沢カレーのスタイル(ステンレス皿、キャベツ、ソースがかかったカツ)でした。

ルーツは鉄道弘済会の「レストランニューカナザワ」

その後、田中さんが独立する前にチーフコックを務めていた鉄道弘済会のレストラン「ニューカナザワ」の弟弟子や部下たちが独立するさいに、このカレーのレシピが伝承されました。
このことから、同時期に複数のカレー店で同じようなカレーが提供されるということになったわけです。

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金沢カレーと呼ばれるカレーを提供している店舗

金沢カレーと呼ばれるカレーを提供している店舗は以下のとおりです。
インデアンカレー (金沢市)
カレーの市民アルバ(小松市)
カレーのチャンピオン(野々市市)
カレーハウス・ターバン(金沢市)
キッチン・ユキ(白山市)
ゴールドカレー(金沢市)
てきさす(金沢市)
ゴーゴーカレー(金沢市)

ユーチューブで金沢カレーの秘密を見る

金沢カレーの秘密1

金沢カレーの秘密2

金沢カレーの秘密3

動画で見ると、アルバの今度さんがキーマンだったようですね。