「対談ウェビナー:営業自粛中もダメージを受けなかった飲食店経営の秘訣とは」というオンライン生配信がありました。ワクワク系マーケティング実践会の小阪裕司さんが飲食店経営者2人との対談形式で進められました。
コロナ禍で店舗休業中なのに対前年売上150%を達成したばんどうさん、BARという名指しで営業自粛をせざるを得なかった業種なのにほぼ前年並みの売上を確保したBAR キースの山本さん。どのような思いでどんなことをしたのかを語ってくれました。
オンライン生配信
テイクアウトと通販で売上しました
ばんどうさんが売上150%を実現できたのは高級弁当を販売できたからです。…と言ってしまうと単純すぎますが、8000円弁当と、3000円の海苔弁当の2種類で、450個販売したそうです。もともと席数8しかないカウンターだけのお店なので、450個という販売数量は驚異的です。
BAR キースの山本さんがほぼ前年並みの売上を確保できたのは、乾き物やジュースなどを通販したり、お酒の前売り券を販売できたからです。…こう書くと簡単そうですが、これはものすごく驚くできごとです。BARですから、弁当やテイクアウトは難しいでしょうけど、だからといって、乾き物やジュースをBARで買うか、ということです。
要は、2軒ともテイクアウトと通販で売上した、ということです。
しかし、これは奇跡ですよ。
アマゾンや楽天で同じようなものをお得に買えるはずですよね。普通はBARからかわきものを買わないでしょう。
なぜ、お客様はその店から買ったのか。
奇跡が起きた理由は「お客様とのきずな」でした
実は、このような驚くべき出来事の背景にあるのは「きずながあるお客様がいたから」ということです。
お客様とつながっていることで起きた現象でした。顧客リストに、はがきを出したり、SNSでの情報発信にお客様が反応してくれました。
ばんどうさんの高級弁当は、弁当を開発しているところをユーチューブでライブ配信したところ、お客様から様々な反応があったことで、その期待に応えて数日工夫を凝らしたそうです。その様子をまたSNSで発信するとお客様が反応して、そのやりとりの中で、弁当の内容決定や価格決定ができたといいます。
つまり販売する前から売れていた、というような状況を作り出していたわけですね。
そのような「つながっている」状況を普段から作ってきたからこそ起きた奇跡なんですね。
だから、ユーチューブに作り方を流せば売れるという手法だけを真似してもうまくいく可能性は少ないです。
あらためて「つながる」「きずな」ということを考えさせられました。
とてもすばらしい事例を惜しげもなく発表してくださいまして本当にありがとうございます。
この動画のアーカイブを見ることができるようになりました
▼アーカイブ動画
https://www.facebook.com/1509165609408046/videos/2741688892728153/
ことわりのみせばんどう
https://www.bando-kotowari.com/
BAR キース
http://www.bar-keith.com/
ワクワク系マーケティング実践会
https://www.kosakayuji.com/wakuwaku/
私(遠田幹雄)は、ワクワク系マーケティング実践会の会員です。ふだん、会員同士のやりとりやノウハウというか事例は門外不出です。会員同士の約束として、会員以外に漏らしてはいけません。
だから、このように一般公開されることはものすごく貴重なんです。
コロナ禍で苦しんでいる飲食店の経営者さんにはぜひとも参考にしてほしいです。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
保有資格:中小企業診断士、情報処理技術者など
会社概要およびプロフィールは株式会社ドモドモコーポレーションの会社案内にて紹介していますので興味ある方はご覧ください。
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