株取引の代名詞ともいえる東証で大規模なシステム障害が発生し終日取引ができないという事態が発生しました。夕方に記者会見があり、その様子をユーチューブなどで公開されています。
これほどの社会問題になったのですが、会社側の記者会見の対応が見事でした。原因、現象、対応などスムーズにわかりやすい言葉で説明。その後の記者からの質疑応答にも完璧に対応していましたね。むしろ経営陣の信頼感が上昇したのではないかとすら思えるくらい、すばらしい危機対応の記者会見でした。
記者会見
東証のシステム障害の記者会見が見事でした
10月1日、東証システム障害がありました。東証のシステムが終日停止し、丸一日取引なしということになってしまったという大事件です。この会見がユーチューブで公開されています。
記者会見の様子についてはSNSでも経営陣を絶賛する内容が多数見かけました。
逆に、記者たちの質問内容があまりにもおそまつだという指摘も目立ちました。
以下、関連記事です。
東証システム障害で宮原社長会見「富士通と原因究明進める、損害賠償は考えず」
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/08869/
東証取引停止と記者会見について|インシデント対応の好事例と言える理由
https://cybersecurity-jp.com/column/42480
東証障害、社長・CIOの会見に称賛集まる…記者たちのIT知識不足露呈にツッコミも
https://biz-journal.jp/2020/10/post_182959.html
この記者会見では、とくに横山常務の説明が見事でしたね。あまりにシステムに詳しいのでITに強い技術系の方なのかと思ったら意外にも文系出身でした。早稲田大学政経で落語研究会出身という見事なオチ。いやーびっくりしました。
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遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
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