ZOOMなどのオンライン会議システムで、オンライン会議やオンライン飲み会をしていると、自分の声が二重に聞こえる(エコー)ことがあります。自分の音声がハウリングしたり、スピーカから自分の声が聞こえることがある場合の原因は、自分の端末ではなく他の方の端末ということが多いです。
つまり、オンライン会議に参加している他の方のスピーカーから流れてくる音が、その方のマイクで拾われてからZOOMに入り巡ってきて自分のところで再生されるという現象です。いわゆる回り込み音現象ですね。
エコー音の原因と対策
エコー音の原因はスピーカーで聞いている人がいること
このようなエコー音(音声の回り込み)が発生する原因は、スピーカーで聞いている人がいることです。
上記はA、B、Cという3人でオンライン会議をしている状態です。
Aが話すと自分の声がエコーになり、Cもエコー音が聞こえるという状況です。
このような現象が起きる原因はBがスピーカーで聞いている音をBのマイクで拾ってそのまま発信してしまっていることです。
あれれ、
話すとエコー音が聞こえます
私はスピーカーで聞いているけど
ぜんぜん大丈夫よ
Bさん、
スピーカーで聞いている音
をマイクがひろってますよ
それがエコーの原因です
そうか。
ではBさんのマイクを
ミュートしますね
このような場合の対策としては、Bがスピーカーで聞くのをやめヘッドホンやイヤホンにするか、マイクをミュートすることです。
ホスト役がAかCなら、Bのマイクをミュートすることができます。
しかし、Bがホスト役でこの原因に気づかないと、このエコー音は収束しません。
しかも、Bからの話し声はエコーにならないので、Bが自分が原因だと気づかないことが多いです。
ちなみに、この状態だと、Cが話してもCのエコー音が全員に流れます。
ミーティング中にオーディオエコーが発生
ZOOMのサポートページではこのことを「ミーティング中のオーディオエコー」というページで以下のように紹介しています。
ミーティング中にオーディオエコーまたはオーディオフィードバックが聞こえる場合、原因は3つ考えられます:
- 参加者のコンピューターオーディオと電話オーディオの両方がアクティブである
- 参加者間のコンピュータースピーカーまたは電話スピーカーの距離が近すぎる
- 1つの会議室にオーディオがアクティブな状態のコンピューターが複数存在する
ZOOMの説明は少しわかりにくいですね。
この現象をもっとわかりやすくFAQで紹介している例が、他のオンライン会議システムでありました。
https://www.liveon.ne.jp/support/faq/trou_07.html
- 他拠点で音声の回込みが発生していて、自分の声がその拠点のマイクから返って来ていることが考えられます。音声の回込みが発生している拠点を探して、音声設定等を確認してください。
- 他拠点のマイクとスピーカーのレベルが大き過ぎて、スピーカーからの出力音声をマイクが拾ってしまっていることが考えられます。その拠点を探してマイクとスピーカーのレベルを調整して下さい。
エコー音やハウリングの対策
オンライン会議に参加するエチケットとして、エコー対策も入れておきたいですね。
ZOOMでは自動である程度の対策ができていますが、その対策を強化することができます。
設定の「オーディオ」のところで、「エコー除去」という設定項目があります。通常は「自動」になっていますが、「強度」にしておくと、エコーが出にくくなるようです。
ヘッドセットを使わない方は、自分が原因でエコーが起きやすくなりますので、これを設定しておくとよいと思います。
他にも
・スピーカーの音量は控えめにする
・自分が話さないときはマイクをミュートにする
などの配慮も必要ですね。
できるだけ、ヘッドセットやイヤホンを使うのがよいのですけどね。
オンライン会議にあると便利な小物類
なお、ホスト役の場合はヘッドセットが必須級だと思います。
エチケットとして話さないときはマイクをミュートする
ZOOMなどのオンライン会議に参加する機会が増えています。自分が話さないときはマイクをミュートするというのがエチケットです。
とくにオンライン飲み会では全員がマイクオンなのでハウリングが起きやすいです。
コツは「マメにミュート」です。
注意しましょう。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
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