七尾の西田酒店が主催するオンラインワイン教室に参加しました。このオンラインワイン教室は、毎月1回のペースで開催されています。毎回テーマとするワインを1本決めて、受講者は事前に購入して手元においておきます。
ワイン教室当日は、全員が自宅からパソコンやタブレット、スマホなどの端末から、講師の説明を聞きながらテイスティングするというスタイルです。自宅なので、割と自由なスタイルで、料理やつまみも各自が好きなものを用意すればいいので、楽ちんです。
オンラインワイン教室の講師は西田酒店のマダム櫻子さん
オンラインワイン教室を開催しているのは七尾市の西田酒店さんで、ワインソムリエのマダム櫻子さんが講師です。
西田酒店オンラインワイン教室のカテゴリ一覧
https://www.nishida-sake.com/category/madamewineschool/onlinewine
今回はチリのワインがテーマで、クロデフというワイナリーの畑やワイン造りの思想について学びました。
クロデフの中心人物はペドロバッラさん。このペドロバッラさんは現代のインディ・ジョーンズとか、テロワールハンターと呼ばれているそうです。というのも、ワイン造りに欠かせない葡萄を育てる「畑」の場所を探すということにとても長い年月をかけてきたからだそうです。
クロデフの畑はほぼ斜面で岩が多くごつごつしたところばかりだそうです。「岩や石を感じるテロワールを表現」にこだわっているようです。その畑や自然環境のテロワールがおいしい葡萄を作ってくれるので、よいワインができるということです。
だからミネラル感があり複雑味あるワインができるんですね。
今回のテーマは、クロデフのピノ・ノアールという葡萄で作られたワインです。ワインの名前は「スブソルム(Subsollum)」。
スブソルムの畑はオーガニック(有機栽培)です。ワイン界ではオーガニックにも段階があります。減農薬→有機栽培→ビオディナミというように高度化していきます。スブソルムはオーガニックでも自然栽培の高みを目指したビオディナミの農法で作られたピノ・ノアールのよい葡萄で作られています。
遠田はが飲んだのはクロデフのPGM
さて、今回のワイン教室に参加できたのはよかったのですが、肝心のスブソルムが手元にありません。注文はしてあったのですが、西田酒店さんまで取りに行くタイミングを逸していたのです。
そこで、同じワイナリーであるクロデフのワインなら参加してもよい、という特別の許可をいただき参加しました。
遠田の家にはすでに西田酒店から購入したPMGのワイン3本セットがありました。と、言ってもすでに2本は飲んでいて残っていたのは1本だけ。
その1本は、シラー100でした。
PMGというブランドのワインは、所得が低い労働者でも毎日気軽に飲めるようにと経済的な価格で提供されています。このPMGシラー100も1000円台だったと思います。
しかし、どうして。なかなかのクオリティがありました。
PMGシラー100は、かなり渋みが強いです。タンニンたっぷりで、ガツンときます。重い渋み好きにはたまらない一品です。もう少しおだやかで熟成感を求めるなら、PMGカベルネがいいですね(もう飲んでしまったけど)
PMGシラー100の特徴は、その重厚さでしょう。食事に合わせるというよりも、ナッツやチーズにあわせながらチビチビと楽しみながら飲むスタイルが適しているように感じました。とくに甘い香りが気に入りました。時間の経過とともに豊な香りが立ってきます。香りを楽しみながらチビチビ飲むには最適の1本ですね。
いいワインを教えていただきありがとうございます。
こんなワインをシラ~なかった。これでチリのワインは、バッチリです。
お後がよろしいようで。(笑)
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
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