太陽めがねさんの45周年イベントが開催されました。リモートだよ全員集合!ということでオンラインマジックショーをZOOMで実施しました。多数の参加があり、ZOOMだけでこれだけ楽しめるんですね、っていうくらい工夫されていて、とても楽しめました。
昨年もオンラインマジックショーでしたが、昨年よりも格段に進化していますね。すごいです。
太陽めがねのリモート45周年祭
太陽めがねのホームページには当日の様子がホームページにて公開されました。
当日見逃した!参加できなかった!と言う方、ご安心ください。
当日の模様をUPしました。ご覧いただければと思います。今後とも太陽めがねをよろしくお願いいたします。
当日の様子は、その一部をYou Tubeで視聴することができます。オンラインでマジックショーをしてくれたのは通称がルパンさんと呼ばれているルパン高田さんです。このルパン高田さんの楽しいショーがあるからこそ大成功したイベントでしたね。
そしてルパンさんのブログにもこのイベントの感想が書かれていました。
ルパンさん、楽しませてくれてありがとうございます。
周年イベントの目的は顧客とのきずなづくり活動です
さて、小売店がこのようなイベントを行う目的はなんでしょうか。大きく分類すると「販促」であり、「販促イベント」になります。
いわゆる販促は第一目的が実店舗集客です。実店舗に集客できれば小売店は売上に直結します。とくに眼鏡店などのような業態だとかなりの確率で来店者は購入してくれます。だから、集客につなげることが販促の目的であり、その方法が手段になります。
しかし、よく考えてみてください。今回のオンラインイベントは単なる販促イベントではないのです。
この太陽めがねさんの周年イベントは、おうちにいながら参加できるオンラインイベントです。つまり、「店舗に集客する」というとても大事な要素を捨てているのです。
もし、太陽めがねさんがネットで販売できるネットショッピングという業態に力を入れていれば、ホームページに集客するための販促イベントといれるかもしれませんが、太陽めがねさんはネット通販をやっていません。
このオンラインマジックショーは顧客に喜んでいただくために実施しています。年に一度の周年祭、本来は店頭にお祭りのような企画をして来店してくれるお客様に喜んでもらうこと。これがそもそもの周年祭の目的です。直接的にその日に売上を増やすことを主目的にはしていませんでした。
つまり、このオンラインイベントの目的は「お客様に喜んでもらい、お店とお客様のきずなを強くする」ということなんですね。
きずなができるとお客様が来店してくれます
めがねの小売店がオンラインイベントを行う目的は、見込客を実店舗に集客するための販促ではありません。お店とお客様のきずなを強くするための「きずな作りか活動」なのです。
上記の図をみてもらうと理解しやすいと思います。
見込客→新規客→固定客
というように、顧客はその態様を変えていきます。
売上=客数×単価というように売上を計算しますが、将来の売上を予測するときの客数として計算に見込めるのは固定客だけです。だから、固定客を維持し、育んでいくことはとても重要なのです。
オンラインイベントは固定客対策のための活動だったんだということがわかりますね。
実は、多数の小売店はこの固定客対策として重要である「きずな作り」をほとんどしていません。
コロナ禍で顧客が消滅してしまったという話をよく聞きます。とくに観光ビジネスや飲食ビジネスの方々はたいへんな経営状況です。それでもその業界のすべての企業がだめなわけではなく、健闘している企業もあります。そして、そのような好業績の企業は、なにが強いかというと固定客がいるということです。
さらに固定客のなかには「ファン顧客」という重要なお客様がいて、このファン顧客がお店を応援し支えてくれていることで、お店が業績を維持向上できています。(このような経営を目指すことをファンダム経営ということがあります)
このような状況だからこそ、固定客を大事にし、きずなづくり活動を強化することが重要です。
そんなことを感じさせてくれたのが、今回の太陽めがねさんのオンラインマジックショーでした。
太陽めがねさんのオンラインマジックショーはお客様を幸せな気持ちにしてくれました
実際に、オンラインマジックショーが終了すると、すぐにお店に来てくれた家族連れがいました。「おもしろかった」と喜びながら、店長にじゃんけんでかったプレゼントを受け取る姿がとてもほほえましかったです。
また、太陽めがねを知らずに初めてこのオンラインマジックショーに参加したという、いわゆる見込客の方が、やはり当日のうちに来店しめがねを新調したという例もありました。
新規のお客様でもいきなりきずなができたということですね。
このような現象を見ていると、やはりきずな作り活動が大事なのだということがわかります。
私も楽しんで参加させていただきました。ありがとうございます。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
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