電柱の本数について。先日のどもどもカフェで、電柱は20万本という話がありましたが間違っていました。国土交通省のホームページで調べたところ、平成28年の段階で3578万本あり、毎年7万本ペースで増加しているという記述がありました。令和3年での正確な本数はわかりませんが、このデータを元にして推測すると日本国内の電柱の本数は3600万本くらいだと思われます。
なので、電柱20万本というのは全然違いますね。見当違いな数字を発表してしまい申し訳ありませんでした。
電柱の本数を考える
日本の電柱は現在約3600万本
国土交通省は電柱の地中化を進めているということで、その情報公開のページがありました。そのなかの1ページで電柱の本数を紹介していました。
電柱本数の推移
https://www.mlit.go.jp/road/road/traffic/chicyuka/chi_13_03.html
このグラフ図は上記のURLから引用しました。
平成28年で3578万本、年間7万本ペースで増加、ということを表しています。国としては電柱の地中化を進めていますが、日本の無電柱化率は東京23区で8%、大阪市で6%、外国に対してと立ち遅れています。
このような状況から、現在でも電柱は減少していないとでしょうから、だいたい3600万本くらいの電柱が国内にあると推測できます。
経済産業省の無電柱化についての記事の中でも電柱本数の記述がありました。
上記の出典は
https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/denryoku_gas/denryoku_gas/pdf/035_04_00.pdf
1980年代、毎年20万本づつのペースで電柱が増え続けたということが書いてありますので、電柱20万本説はそこから誤って伝わった情報かもしれません。
ちなみに、日本の人口は約1.25億人、世帯数は約5600万世帯です。
GD Freak! 事実に基づく思考のために
https://jp.gdfreak.com/public/detail/jp010050000001000000/
には、
人口や世帯数の数値が紹介されています。
フェルミ推定でアバウト計算する
考えたら一戸建ての家には1本の電柱が必要ですよね。ということは家の数と電柱の数はほぼ同じくらい近いんじゃないか。と考えることもできます。
1本の電柱から複数の家に電線を引き込んだり、マンションなどの集合住宅には必ずしも世帯数だけの電柱は必要でないので、一戸建て住宅の家の数に近いだけ電柱があると推測できます。
だから電柱の本数は世帯数より少し少ない数字になる。世帯数が約5000万だからそれより少し少ない4000万本前後かな…
と、いうくらいまでは想定できる(気づかなければいけないな)、と反省しました。
このような推定をフェルミ推定というようです。
ウィキペディアでフェルミ推定を調べると
フェルミ推定とは、実際に調査することが難しいような捉えどころのない量を、いくつかの手掛かりを元に論理的に推論し、短時間で概算することである。例えば「東京都内にあるマンホールの総数はいくらか?」「地球上に蟻は何匹いるか?」など、一見見当もつかないような量に関して推定する事、またはこの種の問題を指す。
なるほど。フェルミ推定はアバウト計算に適しているようですね。
電柱のある風景
家が多いと電柱も多いです。道路にも電柱が並んでいます。電柱ってたくさんあるんですね。
夕焼けに電柱、映えますね。
山村や田園にも電柱はあります。
調べたら、海の中にも立っている電柱があるんですね。
水上に立っている電柱には驚きました。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
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