兵庫県の淡路島洲本市にある株式会社アイナスの大内 晋社長を訪ねました。昨年のact2020オフ会ではオンラインで会社見学をさせていただきましが、今年はリアルに会社見学させていただきました。
昨年、大内 晋社長からうかがったときに比べて、現在は大きく成長していました。会社の敷地内に新しくテストキッチンができる建物ができていたり、大きな倉庫ができていたり、入荷した中古の自販機が屋外にずらりと並んでいたりと、ビジネスが急発展している様子がわかりました。
淡路島で企業見学しました
淡路島の産業発展をアシストする株式会社アイナス
株式会社アイナスの社名の由来は
AINAS→Awaji INdustry ASsist
というの造語だそうで、「淡路島の産業発展をアシストしていく企業を目指す」というビジョンとミッションを込めているそうです。
株式会社アイナスさんのホームページトップにある事業のイメージを引用します。
株式会社アイナス
http://ainas.co.jp/
兵庫県洲本市中川原町三木田729-4
月額3万円で自販機をリースする事業を展開しています
大内 晋社長の説明は本当にアツイです。昨年のオンライン会社訪問でも熱量を感じましたが、リアルにお会いするとその熱さがビンビンと伝わってきますね。
月額3万円で自販機をリースするというユニークなビジネスを展開しているのは日本広しといえども、実際に事業として実施しているのは株式会社アイナスさんだけのようです。
自販機の購入には、月額5万円×7年(84回)のリースで合計420万円もの高額の支払いをしている事例もあります。株式会社アイナスさんの自販機リース事業では、しばりが最初の1年だけということなので、とっても導入がしやすいですね。
建物の敷地内には倉庫内だけでなく、屋外にも自販機がずらりと並んでいました。これほどたくさんの自販機が並んでいるのを見たのは初めてです。
中古の自販機を買い取ってメンテナンスして、新たな自販機としてリースしたり販売したりするというようなユニークな取組も絶好調のようです。
プロの厨房ではオリジナル缶詰を多品種少量生産ができます
「プロの厨房」という看板の建物内も見学させてもらいました。
新しく小ロットから中ロットまで缶詰が製造できる加工場(テストキッチンとしても活用可能)もな建物自販機に入れることができる缶詰をオリジナルで作るためのテストキッチンも兼ねているようです。建物内では食材を調理してパッキングすることができる設備一式が入っていました。
製造設備が10セットあり、一日最大200缶の生産ができるとのこと。最大生産能力は、10×200なので、一日あたり2000缶になります。また、10すべて別途の製品を生産すれば10アイテムを200づつ、同一製品なら1アイテムを2000の生産ができるという計算になります。多品種少量のフレキシブルな生産体制を作ることができるのがいいですね。
学生や地域の人向けに、ご当地の料理を調理し缶詰にするという体験もできるそうです。
事業の拡大ペースが早いです
事業拡大のペースが早くて、建屋が足りないそうです。すごいいきおいで倉庫や作業場などが増設されているようです。
大内社長のアイデアや事業意欲はすさまじくて、これまでやってきたこともすごいのですが、これからやろうとしていることもすごいです。
自販機業界はコロナ禍で斜陽産業となりつつあるというような悲観論もある中で、大内社長は「うちのような地方の中小企業にはチャンスのほうが大きい」というようなお話がとても印象的でした。
まだまだこれからも事業は拡大していくようですね。
自販機のプロフェッショナル
自販機ビジネスのプロフェッショナルとして株式会社アイナスさんの大内社長にはますます世間からの注目が集まりそうです。ちなみに株式会社アイナス社長の大内 晋さんは、中小企業診断士でもあります。ビジネスのセンスがよいのはそういうことなんですね。
今回、中小企業診断士の勉強会仲間(act2020)として会社見学させていただきましたが、診断士的な視点からしても大内 晋社長はすばらしい経営者だと思います。
ちなみに、昨年オンライン開催したさいに大内社長にも参加してもらい会社説明をしてもらっています
ゴトカンの中身
そのさいに各自がゴトカンを購入し、中身を開いて意見交換しました。
遠田のゴトカンの中身は「せとうちスタイル」という冊子でした。
この1年前のときより、今年は相当なパワーアップを感じました。株式会社アイナスの大内社長、すごいです。
自販機のプロフェッショナルとして今後ますますの活躍を祈っています。
宿泊するホテルにアイナスのゴトカン自販機がありました
株式会社アイナスさんをあとにして宿泊するホテルに移動しました。
このホテルのロビーには、株式会社アイナスさんの「ゴトカン」というご当地缶詰の自販機が数台並べられています。
ゴトカンの中身はユニークで、いろんなものが入っています。
淡路瓦の技術で将棋の駒を作ったという地元企業のタツミさんのゴトカンもありました。
ゴトカンに関しては専用サイトがありますので、こちらをご覧になってみてください。
ホテルゴトカン ご当地缶詰を自販機で!お土産で地域活性
https://www.gotcan.jp/
ご当地缶詰「ゴトカン」について
日本には、そこで暮らす人しか知らないモノ、その地域でしか食べられないモノ、
つくれないモノがたくさんあります。
ご当地缶詰「ゴトカン 」は、そんなご当地ならではのいいモノ、
おいしいモノを詰め込んだ缶詰です。だから、お店では買えません。
全国各地にある、「ご当地自販機」だけで買うことができる、 新しい旅のお土産です。
こんな記事もありました。
https://www.gotcan.jp/interview/ゴトカンの宝庫%E3%80%80ホテル&リゾーツ南淡路~part1~/
https://www.gotcan.jp/interview/ゴトカンの宝庫%e3%80%80ホテル&リゾーツ%e3%80%80南淡路~part2/
いろんなものを缶詰にして自販機で販売したりアピールしたりすることができるので、アイデア次第で利用方法がぐんと広がりますね。
淡路島内のホテルに宿泊しました
さて、ホテルの部屋に入ると夕暮れのおだやかな瀬戸内の海が見えました。
ホテルの窓から見える景色が南国情緒たっぷりでした。遠田が住んでいる北陸地方にはこんな南国情緒あふれるような夕焼けを見ることができることはないので感動的でした。
Hotel & Resorts みなみ淡路に宿泊しました
宿泊したホテルはここです。
Hotel & Resorts MINAMIAWAJI
〒656-0503 兵庫県南あわじ市福良丙317番地
https://www.daiwaresort.jp/awaji/
▼ホテル&リゾーツ南あわじの場所
今日は久しぶりに自家用車でロングドライブしました。金沢から淡路島までは約400キロ、舞鶴若狭自動車道経由でほぼ高速道路での移動でしたので、割と楽に運転できました。
今日はいろんなかたにお世話になりました。ありがとうございます。
翌日はこのホテルで勉強会を開催しました。
淡路島はドラクエの聖地でした
ちなみに、淡路島はドラクエ作者のほりいゆうじさんの生まれ故郷です。ドラクエを出す前に、ポートピア連続殺人事件というゲームを作ったほりいゆうじさん。そのゲームの重要な拠点が淡路島の洲本でした。
その淡路島洲本市にドラクエ聖地の記念碑があります。ドラクエワールド満載の聖地ですね、淡路島は。ありがとうございます。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
保有資格:中小企業診断士、情報処理技術者など
会社概要およびプロフィールは株式会社ドモドモコーポレーションの会社案内にて紹介していますので興味ある方はご覧ください。
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