中小企業基盤整備機構の小規模企業共済は中小企業経営者の退職金積立のような性質がありますので、かなり長く掛けてきています。これまでずっと同じ金融機関で口座振替をしていましたが、違う銀行口座に変更することにしました。理由は、クラウドバンキングの対応がよくて(無料で使えるようになりました)、近所に支店がある銀行だからです。
この引き落とし口座変更の手続きが少しややこしかったのですが、本日処理ができて受理できたようですので備忘録として紹介しておきます。
小規模企業共済の引き落とし口座を変更するための書類
書類は2枚複写のA3形式でした。左側が解約する銀行用、右側がこれから口座引落する銀行用です。
なんだか利害が相反する2つの金融機関を見開きにした書類ってちょっと驚きがありました。
この用紙に記入して、2つの金融機関から承認をもらう必要があります。
そのあと、あらためて中小機構に郵送するという流れです。
なんだか億劫になりそうな手続きですね。
掛金引き落とし口座の変更のための書類請求方法
掛金の引き落とし口座や金融機関を変更する際の手続き方法を説明しているページはこちらです。
小規模企業共済/掛金引き落とし口座の変更
このページには、同じ金融機関の支店変更と、金融機関の変更とでは、書類が違うということが書かれています。
今回は、違う金融機関への変更なので、「他の金融機関に口座を変更する場合」の欄を見ます。
資料は郵送してもらいますが請求する専用フォームがあります。
ホームページ上の専用フォームを利用する(様式番号202-1)
https://krs.bz/smrj-hp/m/32-j
このフォーム内の
【請求資料】
[202-1]口座振替・団体払解約申出書、口座振替申出書(変更用)
[ ]
※請求部数を半角数字で入力してください。
※5部以内でご請求ください。
で請求する部数を記入します。
1部だと心もとないので+1~2部くらいで申請してもいいと思います。今回は二人分の申請をしたので5部申請しました。
フォームを送信すると、数日後に郵送されてくる書類に記入します。
記入例は
預金口座振替解約申出書兼委託団体払解約申出書(様式 小 202・321)
https://www.smrj.go.jp/doc/kyosai/s_202_sample.pdf
預金口座振替申出書(変更用)(様式 小 203)
https://www.smrj.go.jp/doc/kyosai/s_203_sample.pdf
とA4タテの書式で別々になっています。
しかし、実際に届いた書類はA3になっていて、2つの書類が見開きで並んでいます。
左側が口座を解約する金融機関あてで、右側がこれから口座振替をする金融機関あてです。上記の画像は2つのサンプル書式を並べたものです。
なお、これから口座振替をする金融機関の窓口で「この書類は当行から中小機構に送付することもできます」と言われたので、そのままお願いしました。これは最後にラッキーでした。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
保有資格:中小企業診断士、情報処理技術者など
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