本日(2022年6月16日)でIEが終了。IEとは「Internet Explorer(インターネットエクスプローラー)」のことで、ホームページを閲覧するためのブラウザと言われているプログラム(アプリ)です。
世界のインターネット黎明期は1990年代です。とくに1995年に「ウインドウズ95」が発売されたときは深夜にもかかわらず秋葉原の電器店などに多数の買い物客が行列だったのは懐かしいできごとですね。
ウインドウズ95とともに一時代を作ったIEは2022年6月16日で、マイクロソフトがサポートを止めるため「終了」となりました。
これから使うブラウザはクロミウム仕様
IEはまだPC内に存在します
ウインドウズパソコンではまだIEが存在しています。「IE」と検索すれば表示され、まだ開きました。
現在、IEは開きました。
マイクロソフトの後継ブラウザである「エッヂ」への移行を強く推奨する画面が表示されますけどね。
しかし、IEはいずれまったく反応しなくなるそうです。(起動すらしなくなる、ということのようです)
どうしてもIEでないと使えないWEBページを開きたいときは、エッヂのIEモードを使うことで代替できます。なお、IEそのものを削除してしまうとエッヂのIEモードが起動できないようですので関係者はご注意を。
これからのブラウザは何を使えばいいか?
IEの後継はエッヂです。これは製品を製造しているのがマイクロソフトなので、そのような説明になります。
現在もっともシェアが高いブラウザはグーグルクローム(Chrome)で、PCやスマホの両方で利用率トップです。
この2つのブラウザ以外にも多数のブラウザがあります。サファリやファイヤーフォックスなどもホームページを閲覧するためのブラウザです。
そして、私がメインで利用しているブラウザは「BRAVE(ブレイブ)」です。
Chromium(クロミウム)のブラウザがメインになっています
「エッヂ」も「クローム」も「ブレイブ」も、大きな共通点があります。それはChromium(クロミウム)というオープンソースのコードソースで作られているということです。
ざっくりいうと、裏側で動いているしくみはほとんど同じだということですね。クロミウム製のブラウザは「表示が早い」というのが大きな特徴です。実際に速度テストのベンチマークテストをすると、これら3つの表示速度差はあまりありません。広告表示を止める分だけブレイブが早いというのはありますが、基本性能はほぼ同じです。(同じオープンソースで作られているので当たり前かもしれませんが)
Chromium(クロミウム)とは
https://ja.wikipedia.org/wiki/Chromium
Chromium(クロミウム)は、フリーかつオープンソースのウェブブラウザ向けのコードベースである。主にGoogleによって開発とメンテナンスが行われている。Googleは、Chromiumのコードに機能追加をすることでGoogle Chromeブラウザを作成している。
Chromiumのコードベースは幅広く利用されている。Microsoft Edge、Samsung Internet(英語版)、Opera、他の多数のブラウザはChromiumのコードをベースとしている。さらに、Chromiumのコードの大きな部分を利用した複数のアプリケーションフレームワークが作成されている。
Googleは公式版のChromiumブラウザを提供していない。Chromiumという名前とそのロゴのついたブラウザは全て、Google 以外の第三者によってビルドされたものである。
すでにIEの利用者はかなりの少数派ですから、あまり大きな影響はないと思いますが、今後使われる主要なブラウザはほとんどがChromium(クロミウム)製だということです。
なので、この機会に移行するとしたら、エッヂ、クローム、ブレイブのどれかを選んだほうがいいと思います。いずれにしてもクロミウム製のブラウザになりますね。
なお、サファリやファイヤーフォックスはChromium(クロミウム)ではありませんのでご注意を。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
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