骨伝導のイヤホンがオンラインミーティングに適しているという話をリモート会議を頻繁に使う診断士仲間などからよく聞いていました。類似製品が割とありますが、高評価なのは「Shokz OpenComm(ショックス・オープンコム)」です。テレワーク用なら実質的にこれ一択。
けっこう高いのでこれまで購入を見送っていましたが、先日のアマゾンプライムデーでついに買うことにして本日から利用開始しました。
骨伝導イヤホンを使い始めました
Amazonプライムデーで「Shokz OpenComm」を購入
「Shokz OpenComm」は通常22880円です。いつも使っているヘッドセットは2000~3000円程度なので、価格だけなら10倍もします。けっこう高いですね。なのでこれまで購入するのを躊躇していました。
今回のAmazonプライムデーでは3432円割引になっていて、19448円でした。ここで買わないともう買わないかもしれないと思い「えいや」とポチリました(笑)
箱はわりとコンパクトです。30日間返品無料となっているので、いちおう箱も保存しておきます。
開くと「Shokz OpenComm」はセミハードケースに収まっていました。「Shokz OpenComm」を外出先で使う人が多いからでしょうか。持ち運びするためのセミハードケースはかなりしっかりとしていて衝撃にも強そうなので中身を守ってくれそうな感じです。こういうところにも高級感がありますね。
「Shokz OpenComm」は骨伝導イヤホンです
「Shokz OpenComm」の特徴は骨伝導(こつでんどう)です。直接、耳に当てるのではなく耳のあたりの骨にフィットさせて使います。骨伝導とは、文字通り骨を使って音を伝導させるというしくみです。空気中に伝わる音で鼓膜を振動させるのではなく、骨経由で鼓膜の奥にある蝸牛を振動させるんですね。
- 通常の音の伝わり方
空気中の音→耳→鼓膜→蝸牛→脳 - 骨伝導の音の伝わり方
頭蓋骨の振動→蝸牛→脳
音が聞こえるしくみ
https://nobelpark.jp/contents/komakunavi/sound/
の図解説がわかりやすいです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/耳
の解説は難しそうですが「音の感知」というところで骨伝導にも少し触れています。
音が別回路で脳に届く感じ
骨伝導イヤホンを使ってみるとあら不思議、ちゃんと聞こえます。
考えてみたら、人間は骨伝導の音って日常的に聞いています。それは自分の声です。
自分の声の音は空気中から鼓膜を伝わって入ってくる音よりも、骨伝導で伝わってくる音量のほうが圧倒的に多いです。自分の声はほとんど骨伝導の音として認識していますよね。だから録音された自分の声って「あれれ、いつもの自分の声と違うぞ」と思うわけです。
空気中の音と、骨伝導の音は別回路のように聞こえるというのはそんなことも関係しているのかもしれません。たしかに別回路で音が脳に入ってくる感じがします。
しかも、耳の穴があいているので、通常の外の音が普通に聞こえます。ためしに、音楽を「Shokz OpenComm」で聞きながら、家族と会話してみましたが、ちゃんとやりとりが成立します。
空気中から伝わる音と、骨伝導で伝わる音は、なんだかちょっと違うので、それぞれの音を明確に区別できるんですね。この感覚は本当に不思議です。
スピーカーで音楽を流しながらその空間で会話するというのとは明らかに違います。
また、ヘッドセットのように、耳を覆ってしまわないので開放感もあります。運転中や電車通勤の途中で使っている人も増えているというのもなんとなくわかります。
今度はテレワークで「Shokz OpenComm」を使ってみようと思います。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
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