さくらインターネットの高速化された新サーバに移行したのは7月14日です。これで1週間以上経過しました。ページの表示は早くなっているし、Movable Typeで記事投稿時の処理時間も短くなっているので、サーバが高速化したことは体感的にわかります。
ではどれくらいページ表示が高速化したのか?
サイトの表示速度向上はSEO効果にも直結するので数値的にチェックしてみようと思い、いくつかのWEBツールで調べてみました。
グーグルアナリティクス(GA3)での速度調査
グーグルアナリティクス(GA3)には「サイト速度」という項目があり、ページの表示速度を分析することができます。メニューから、「行動」→「サイト速度」→「概要」で表示される「平均読み込み時間」です。直近のデータはこれです。
平均読み込み時間の変化
7/4から12日 6.32秒
7/14から22日 4.02秒
数字で比較すると2秒以上は短縮されています。1.5倍ほど表示が早くなったといえるかもしれません。
▼平均読み込み時間(小さい数字ほど表示が早い)
グラフで見ると旧サーバと新サーバでは、それほど大きな差を感じることができませんね。旧サーバのときはときどき表示時間が長い日があり、それがなくなった分だけ新サーバは早くなったと言えるのかどうかですね。旧サーバはときどき表示にすごく時間がかかることがあるが、新サーバは平均的に早く表示しているということかもしれません。
なお、このサイトではコンテンツブースト(CDN)を使用しているので目に見える数字の差が現れにくいのかもしれません。
さくらインターネットのサーバコントロールパネルから
さくらインターネットのサーバコントロールパネルから、「サーバステータス」→「リソース」を開くとサーバのウェブ転送量やCPU使用時間などを見ることができます。
このデータでおもしろいなと思ったのは、CPU使用時間が短くなっていることです。新サーバになった7月14日移行、ウェブ転送量が増えているのにCPU時間は激減しています。だいたい2.5K→0.3Kくらいですから1/8くらいになっています。
このデータからはサーバが早くなったということが言えるでしょうね。
Googleのページスピードインサイトによる調査
PageSpeed Insights
https://pagespeed.web.dev/
定番のページ表示速度分析ではどうかをチェックしました。
トップページのパフォーマンスは63点でした。前回のチェック記録を調べると2021年10月28日のパフォーマンスは54点なので、少し向上していますね。
FCPが1.2秒なのはまずまずです。たしか3年ほど前はFCPが4秒くらいでした。FCPは2.0秒を切るようにするとGoogleの評価が高いと言われています。
Googleのモバイル速度テスト(英語版のみ)
Test My Site
https://www.thinkwithgoogle.com/feature/testmysite/
英語版のみのようで日本語表示ができないのでわかりにくいですが、スマホの4Gでどれくらいの表示速度なのかをテストしてくれるサービスです。希望すればレポートをメールで送ってくれます。1.8秒でGoodという表示でした。
GTmetrixによるサイト速度チェック
How fast does your website load? Find out with GTmetrix
https://gtmetrix.com/
これも英語版のみですが、詳細にページ表示速度をチェックしレポートをしてれる便利なサービスです。
GTmetrixグレードがBでパフォーマンスが83%という評価でした。代表的な指標では、LCPが1.5秒、FCPが1.5秒ということなので、まずまずのようです。
さくらインターネットの新高速化サーバは早くなっています
いろいろとデータを調査して、あらためて数字的にも確認できました。さくらインターネットの新サーバは間違いなく早いです。
自分的にはMovable Typeの処理時間が体感的にかなり早くなっているのがうれしいです。旧サーバのころは記事投稿時にエラーが頻出していましたが、新サーバになってからはほとんどエラー表示がなくなりました。
▼Movable Typeで全再構築
また、全再構築をするとこれまでは40分くらいかかっていましたが、最近では13~15分くらいと、1/3くらいになりました。間違いなくこれまでの半分以下の時間で終了するのがありがたいです。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
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