セレンディピティ(serendipity)とは「偶然の幸福をつかむ能力」。
茂木健一郎氏が講演やNHKの番組で話していた。偶然の出会いや出来事が思わぬ「幸運」を呼び、その「幸運」をつかめるかどうかが「能力」なのだろう。英語以外にセレンディピティ(serendipity)の意味を一語で表わす言葉がないというのも不思議。なんとも魅力的な言葉がセレンディピティ(serendipity)だ。
セレンディピティ(英語:serendipity)
セレンディピティ(英語:serendipity)とは、全くの偶然から重大な発見や発明を行うことを指す言葉で、特に科学研究の分野において、実験の途中で失敗したために得られた結果から重要な発見や発明を行った場合に用いられる。
セレンディピティの代表例
アレクサンダー・フレミングによるリゾチームおよびペニシリンの発見
宇宙背景放射の発見
アルフレッド・ノーベルによるダイナマイトの発明
ポリエチレンの発見
ポストイットメモの発明
アルバート・ホフマンによるLSDの幻覚作用の発見
田中耕一による高分子質量分析法(MALDI法)の発見
スモーリー、クロトー、カールによるフラーレン(C60)の発見
飯島澄男によるカーボンナノチューブの発見
▼引用(ウィキペデア)
「セレンディピティに気づくためには3つの A が大切です。
Action(行動)、Awareness(気付き)、Acceptance(受容)。
新しい価値観を受け入れられるかどうかが重要で、すでに知識や経験やスキルがないと、出会ってもそれがセレンディピティだとわからない。ボーっと生きている人ではセレンディピティを生かせないのです」
脳科学者・茂木健一郎氏が語る「イノベーションの起こし方」Evernote Japan より引用
セレンディピティを高めるために重要なのは、行動、きづき、そして…変容、ということです。
偶然の幸福をつかむ能力を高めたいものである。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
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