コンサルティング

SWOT分析

新年度の戦略は社内全員でSWOT分析を行って練りに練って作成するという中小企業は成長が期待できる

中小企業や小規模企業でも戦略的な経営を実践しているところはある。毎年、戦略を考える場を作っている企業は、無戦略な企業より成長力がある。この中小企業も定期的に戦略を見なおしている。今年は全社員で数日に渡り戦略を練った。SWOT分析で現状分析を行ったうえで、対策案を多数考える。その中で自社の経営方針や理念に沿った対策案を選ぶ。戦略の全体構想はBSC戦略マップでシンプルに見える化し全社員で共有する。その...
成功事例や繁盛店

マチの電気屋さんというビジネスモデルはどうなっていくのか?その答のひとつは能美市にある「アンド・はとや」かもしれない

ギズモードというプロ視点の記事を紹介するWEBサイトに能美市の電気屋さんが紹介された。タイトルは「"街のでんきやさん"って何しているの?」となっており、マチの電気屋さんの密着取材の様子を紹介する記事になっている。取材対象は石川県能美市の電気店「アンド・はとや」である。一昔前のマチの電気屋さんというと、地域の便利屋さんで白物家電(冷蔵庫、エアコン、洗濯機)などの購入先だった。しかし、今ではどうだろう...
ビジネスモデル研究

将来、機械に奪われてしまう仕事として会計士の仕事が挙げられているが士業の仕事はどうなるのだろうか

オックスフォード大学のオズボーン教授は「機械に奪われる仕事」という論文を2013年に発表した。その後、この論文はあちこちで波紋が広がった。この先なくなってしまう職種について具体的に指摘されていたからだ。機械に奪われる職業ランキングの上位で、1位は小売販売員、2位は会計士、3位は一般事務員となっている。いずれもコンピュータや通信の発達により人がいなくても処理できるようになることが容易に想像できる職業...
無料の経営相談

中小企業基盤整備機構北陸での経営相談担当は10年で一区切り、4月からもう一年継続して経営相談を担当することとなった

中小企業基盤整備機構では専門家による無料の経営相談を行っている。遠田は2006年にアドバイザ登録され窓口相談対応をさせていただいており、ちょうど10年満了となった。基盤整備機構の専門家登録には「10年ルール」というのがあり、ひとまず契約が終了となる。今年度限りかと思っていたが、ユーザーからの依頼が複数あったらしく再登録させていただくこととなった。あらためて専門家登録の用紙を申請し受理されたため、4...
経営合宿

一泊二日の合宿で自社の現状分析を行い未来への道筋を考える、重要だが後回しになりがちなことは合宿型研修がいい

経営環境の変化が早い。ビジネスモデルの陳腐化も早い。これまで成功していたやり方はいつのまにか古くなってしまい、いつしか時代適合しなくなっていく。企業は常に未来を見据えて経営戦略の見直しを行なう必要がある。しかし、このようなことの重要性はわかっていても緊急性が乏しいだけに、未来への構想を練る時間を作れないまま、ずるずると過去のやり方をひきづっているケースが圧倒的に多い。
農業アグリビジネス

六次産業化プランナーは農業者の実情やリクエストに応じ経営課題解決の支援のため派遣されることがある、本日は野々市市の林農産に訪問した

石川県の六次産業化は「いしかわ農業総合支援機構」が窓口となって強力に推進している。石川県の六次産業化プランナーは現在7名おり、遠田幹雄はその1人である。六次産業化プランナーは農業者の経営課題解決のための相談役であり、実情に応じて農業者のもとに派遣されることがある。本日は、いしかわ農業総合支援機構の担当の方とともに、野々市市の株式会社林農産の実店舗兼事務所に訪問した。林農産は水稲を軸に土地利用型農業...
無料の経営相談

中小企業経営者が経営やマーケティング、IT活用などで相談したいときに無料相談できるのが基盤整備機構の窓口相談である

中小企業基盤整備機構北陸で経営相談のアドバイザーを担当してちょうど10年になる。今年最後の窓口業務もフルとなる3件の相談案件に対応させていただいた。年末となりあわただしいが、経営課題は「緊急」よりも「重要」のほうに注目したい。目先の課題ばかりに対応していると、本当に大事で重要な課題が後回しになる。重要であることがわかっていても、ついつい後回しになり、結果的に重要課題が未着手になってしまった...と...
経営戦略

自社の経営の経緯を見つめ直しこれからの経営戦略を再検討するために毎年12月に相互診断の会がある

自分の仕事が経営コンサルタントなので他社の経営戦略についてコミットすることは多々ある。しかし、自社の経営戦略についてはなかなか他者からコミットしてもらうことはない。経営環境の変化が激しい中で、やはり自社の経営戦略の定期的なチェックや見直しは重要である。そのような意味から、経営コンサルタント仲間同士で相互診断を行なっている。毎年12月に自社の経営状況や経緯などとともにこれからの戦略方針について発表し...
無料の経営相談

中小企業基盤整備機構の窓口相談アドバイザーもあと1年、来年3月でアドバイザーとして10年が経過するので一区切りとなる

今年度も中小企業基盤整備機構のアドバイザーとして登録をしていただき、北陸支部の経営相談窓口担当をさせていただいている。相談室の制度は無料の経営相談として定評がある支援制度だ。対象は中小企業者だけでなく創業予定者や女性起業家なども相談可能だし、回数の制限もないので継続的に利用されている例もある。たいへんによい制度だが、アドバイザにも賞味期限がある。遠田は2006年6月2日からアドバイザとして窓口相談...
成功事例や繁盛店

年商1億円超のネットショップ「phocase」のEC事例がフェレットプラスで詳細に公開、コンテンツSEO効果で月間40万超のアクセス

スマホケースを販売するネットショップ「phocase」のEC事例がフェレットプラスに掲載されていた。年商1億円超のネットショップの詳細な数値を含んだ分析データでこれはとても参考になる。公開してくれたネットショップ・オーナーとフェレットプラスには感謝したい。2014年10月のデータとして、アクセス数(セッション)約413000、売上1627万円、購買人数約5500人という数値が公開されている。という...
コンサルティング

委員とは「特定の事項の審議・調査・処理に当たる人」であり、選ばれ方は推薦や選挙が一般的

仕事柄、「委員」という役目を果たすこともある。委員とは「特定の事項の審議・調査・処理に当たる人」であり、本件の場合もある組織を外部視点からの評価をするという役割を担っている。遠田には特に「経営コンサルタントの視点」からの視点での評価を求められている。前回も推薦を受け委員となったが、それから3年経過し今年は委員改訂の年だった。あらためて今年から3年の任期をいただいた。この役目をあと3年は全うしたいと...
無料の経営相談

中小企業基盤整備機構北陸で窓口相談を担当する相談室は四畳半ほどの広さの個室である

金沢駅西パークビル10階にある中小企業基盤整備機構北陸では平日午後に無料の経営相談を毎日開いている。相談窓口を担当する登録アドバイザーは多数おり、中小企業診断士や税理士、弁理士、弁護士などそれぞれの分野の専門家である。登録アドバイザーは事前に月間の当番日が決められ自分の担当日だけ窓口相談業務に就く。だいたい、各アドバイザーは月に2回である。このように窓口自体は毎日開いているが、登録アドバイザーの担...
SWOT分析

10年前に立案した戦略が現在ほぼ達成していた、生きたswot分析は未来を描くパスポートになる

生きたSWOT分析とは、他社の事例研究ではなく、実際に自社の現状分析をリアルに行なうことである。中小企業なら経営者以下数名のプロジェクトチーム、小規模事業者なら全員参加で行なうのがよい。今回は5名のプロジェクトチームでSWOT分析を行なった。SWOT分析とは「強み、弱み、機会、脅威」の頭文字を並べたもので、企業の戦略立案時の現状分析によく使われる戦略立案ツールである。実はこの企業は10年前にもSW...
ビジネスモデル研究

法人コンサル営業マン育成道場の道場主はアクトコンサルタントの大森啓司氏(中小企業診断士)

「法人コンサル営業マン育成道場」というタイトルの企業内研修がある。運営しているの道場主は有限会社アクトコンサルタント代表の大森啓司氏(中小企業診断士)。この風変わりなタイトルは大森啓司氏の強みと特徴を表している。大森啓司氏は、遠田が尊敬する先輩コンサルタントで、中小企業診断士試験の勉強会仲間でも兄貴分。早々に中小企業診断士に合格し、その後外資系コンサルタント会社に転職し実力を発揮。そして1999年...
無料の経営相談

金沢駅西口から見えるパークビルの10階に中小企業基盤整備機構があり、遠田は毎月無料経営相談の窓口対応をしている

今年度も中小企業基盤整備機構の窓口経営相談を対応させていただいている。会場は金沢駅の西口から真ん前に見えるパークビル10階。金沢駅から地下道をくぐってくれば雨に濡れずに徒歩でこれる便利な場所である。相談に関わる費用はなく無料なので、人気になっておりほぼ予約でいっぱい。今日も3件の予約枠がいっぱいになっていた。この状況がしばらく続いているため相談希望者には1〜2ヶ月待っていただくこともある。たいへん...
経営合宿

桜咲く丘にある石川県青少年総合研修センターは春の研修にはいいロケーションだ

石川県青少年総合研修センターは金沢市内で宿泊できる研修会場。卯辰山の丘陵の丘の上に建ち浅野川を見下ろすことができるよい立地である。徒歩で行けるような商業施設が近隣にないため、合宿型の研修をするにはもってこいだ。とくに春は多数の桜が咲き誇り、花見をする場所としても隠れた名所になっている。研修の合間に外を見れば、満開の桜の花と金沢の風景が眼下に広がるという絶好のロケーションである。この時期は新入社員研...
バランススコアカード

消費税増税前に駆け込み需要が起きれば反動で4月からの需要減少が見込まれる、対策は抜本的な戦略立案を検討をしよう

この2~3月は消費税増直前期となり、駆け込み需要が発生した。日本の消費税率は3月31日までは5%だが、明日4月1日より8%となる。日本の消費税はEU各国の平均約20%に比較するとまだまだ低いが、網羅的にほとんどの商品に課税されるため、駆け込み需要が起きる商品やサービスもほぼ全業種に及ぶようだ。日本経済に与える影響を健闘するなら2010年にたばこや自動車等の増税があったさいに起きた駆け込み需要を材料...
経営戦略

ランチェスター勉強会in福井では竹田陽一先生が直々に熱く「1位」になることの重要さを語った

ランチェスター戦略の経営戦略講演会が「どっとこむ福井」の開催で開かれた。講師は日本のランチェスター戦略ではNO1の存在感がある竹田陽一先生。竹田陽一先生のランチェスター戦略に関する書籍やCDなどは多数あり、質量とも圧倒している。遠田も過去に書籍を読んだことがあるが、やはり生の竹田陽一先生の声で聴くランチェスター戦略は迫力があった。市場規模や企業の規模よりも、小さくてもNO1「1位」にならないと利益...
成功事例や繁盛店

ネットショップコンテンスト北陸初代グランプリのアンティーク家具ハンドルが福井市春山に実店舗をリニューアルオープン

ネットショップコンテンスト北陸の初代グランプリはアンティーク家具ショップのハンドル(水野商品館)さんである。今月、福井市春山に実店舗をリニューアルオープンした。手狭になっていた本店の敷地内に、経営しているシャルドネ福井店を移転させ複合店として生まれ変わった。写真の看板は旧店舗時代からずっと使っているものをそのまま使っている。アンティーク商品を扱うだけあって、古いもの、よいものを、大事に長く使う、と...
SWOT分析

重要成功要因はCSF(クリティカル・サクセス・ファクター)と呼ぶ重要な対策案の柱である、CSFは1つに絞るくらいがちょうどよい

企業の戦略立案フェーズでは、重要成功要因を「critical success factors」と訳すので「CSF」と呼ぶ。重要成功要因(CSF)を実行することが、その企業の戦略の戦略実施の柱になる。では、その重要成功要因(CSF)はどうして導くか?というと、SWOT分析を応用することが多い。SWOT分析では、その企業の現状を「強み・弱み・機会・脅威」という4象限に列挙することで把握する。SWOT分...