耕作放棄地を見直す、奥能登に広大な耕作放棄地があった、再活用することで日本農業は生まれ変われないか
石川県農業開発公社が能登の山奥に約60ヘクタールの農地を所有している。国営事業として昭和50年代に開墾。しかし現在この多くが耕作放棄地。開墾直後は多くの農家が入植したが、痩せた赤土と農業を取り巻く環境変化から徐々にこの地を離れていったのだ。そして、この地に再び陽の目があたる。金沢農業の井村辰二郎氏は昨年(2006年)からこの地の約8haを借り、有機大豆生産を始めた。有機大豆が日本農業の救世主となる...