伝統文化

伝統文化

大相撲の世界に組子(くみこ)がデビュー、日馬富士が抱きついた組子行灯は株式会社タニハタが製作した

平成24年の秋場所は大関日馬富士の全勝優勝で幕を閉じた。優勝力士の日馬富士を表彰し贈呈する賞品のなかに、組子行灯が登場していた。 この組子行灯は富山県の株式会社タニハタが「東京都家具工業組合」からの依頼で製作協力、製造に関わっており、社長の谷端氏もNHKテレビの表彰式のときに映っていた。 組子は釘を使わず木を組み合わせる技術で、日本の伝統的工芸である。このような晴れの舞台に北陸三国志ネット勉強会の...
木工品や木製玩具

七尾市には伝統的に建具や木工品を製造する建具職人や大工さんが集積した地域がある

七尾市の建具工場を見学させてもらった。七尾市には伝統的に田鶴浜町や中島町に建具を作る職人さんが集積している。建具というと住宅部材で、玄関戸や室内のドア、障子や屋内造作、作り付けの家具など幅広い。建具職人さんの技術領域は家具職人や大工さんの領域にかなり近く、手先が器用でなんでもできる多能工である。工場内では丸鋸などを使い木材を丁寧に加工している職人さんの姿があった。
伝統文化

茅葺きの屋根は維持管理もたいへんな手間とコストがかかるだろうが伝統的な日本の風景を残して欲しいものだ

輪島市の三井の里「茅葺き庵」は茅葺きの屋根の大きな古民家である。30度を超える真夏の日に茅葺屋根の点検をしている様子が見えた。茅葺き屋根の古民家は維持管理が大変で、手間と管理コストがかかる。それでも伝統的な日本の原風景を残すためなので、簡単に取り壊すようなことにはしてほしくない。炎天下で作業をする人には「お疲れ様」といいたい。
伝統文化

塗箸の製造工程は人の手による手作業ばかりの職人技、輪島塗産地は塗り箸もあり「名入れ箸」などのオリジナル品も製造可能です

輪島市の塗箸工場で塗箸の製造工程を見学させていただきました。塗箸の製造工程は機械による自動化があまり進んでいないようで、重要な工程のほとんどが手作業でした。 塗箸の素材は木材で、塗装に使う漆や顔料なども自然の素材ばかり。職人技で一本一本作られていく塗箸を見ていると、とても愛着がわいてきました。人の口に直接ふれる頻度がもっとも多い食器が箸だから、ちゃんとした箸を使いたいものだと思いました。
伝統文化

花嫁のれんは七尾市一本杉通りでGWからの2週間しか見られないる美しい伝統文化である

七尾市一本杉通りといえば「花嫁のれん」が名高い。一本杉通りを中心として、百枚以上の花嫁のれんが小売店などの店頭に飾られる。イベントも盛りだくさんで、花嫁道中も行われ、観光客も数多く訪れる。今年は4月29日からスタートして5月13日まで。全国でも七尾市にしかないのが花嫁のれん展である。この花嫁のれんの写真は、ぬのや仏壇の店内で展示されていたものである。
プロフェッショナル

「世界に響け職人の心意気」には命ある限り伝統を守るという強い意志があった。株式会社タニハタ代表谷端信夫氏

作家ではなく職人。「世界に響け職人の心意気」の著者である谷端信夫氏は「職人を愛している」と、この書籍で書いている。職人は泥臭く地味だ。職人には自分のクセはあっても作風は持たないし、技術を極めようとする意識が強い。愚直にまっすぐひたすら作り続ける。 谷端信夫氏は「職人は手作業でものづくりをするだけでなく、料理人、経営者、ボランティア、教職など、すべての職種に存在する」という。自分の魂の一部を作業の中...
文化芸能

トモポンのファイヤーダンスは美しくて力強くて感動的だった

トモポンのファイヤーダンスは美しくて力強くて感動的。激しい炎の中で妖艶なダンスを踊っているのは、ファイヤーダンサー(fire dancer)のトモポン。トモポンは「happy産業」をかかげてみんなと幸せを共有したいというミッションで踊っている。金沢を中心に活動しており、「つい金沢」の人気者だ。ツイッターやフェイスブックでのファンも多い。これからもトモポンを応援していこう。
伝統文化

伝統的工芸品の九谷焼と世界的デザイナーとのコラボは金沢・石田屋犀川店ギャラリーで

ベネトングループのヘッドデザイナーだったことでも世界的にも有名なハイメ・アジョン氏が伝統的工芸品の九谷焼とのコラボレーションに取り組んでいる。ハイメ・アジョン氏は1974年スペインのマドリード生まれで、2005年に独立した後、リヤドロ、バカラ、スワロフスキーなどのブランドから精力的なデザイン作品を発表している。
文化芸能

夕暮れの新宿の街、落語を聞きに新宿末廣亭へ向かう

東京での研修講師業務が終了。 東大和市から自宅までは今日中に到着できる便がないので翌朝金沢駅に着く夜行バスに乗ることにした。夜行バスは久しぶり。東大和市から西武線で新宿へ。乗り場が新宿駅新南口(代々木)となっており、新宿駅から代々木駅近くに移動していた。西武新宿駅から徒歩で移動した。 バスの発車時間までは余裕があったので久しぶりに落語でも聞こうかと新宿末廣亭に向かった。
伝統文化

氷室饅頭は金沢の初夏を感じる風物詩の味がする

毎年7月1日になると氷室饅頭を食べるのが金沢および石川県に広く伝わる食文化。氷室饅頭には無病息災の祈りが込められており、夏を越す体力を養なおうという意味もあるようだ。氷室饅頭は、丸く白い酒まんじゅうで、中の餡はこしあんが一般的だが、和菓子店によっては、緑色だったり赤色だったりつぶあんだったりと、いろんなパターンがでてきている。氷室饅頭には金沢の初夏を感じる風物詩の香りと味がある。
文化芸能

金沢おぐら座は石川県金沢市森本駅前にある大衆演劇劇場

金沢おぐら座(かなざわおぐらざ)は、石川県金沢市森本駅前にある大衆演劇の劇場である。毎月ごとに色々な大衆演劇、芝居、マジックショーなどを上演している。もともと「芝居」とは神社の境内で芸能を行なった際、みんな芝生に座って鑑賞したことから生まれた言葉。生活に近いところに芝居を鑑賞できる場があるというのはよいことだ。
伝統文化

石川県の焼物は九谷焼だけではない、能登にも陶芸作家が多数いる

石川県の焼物は九谷焼が全国的にも有名である。九谷焼は大胆で斬新な図柄が特色で、赤・黄・青(緑)・群青・紫の五色を使った重厚な五彩色の構図の陶器。産地は金沢市および石川県南部の寺井町に渡るエリアに点在している。能登には九谷焼ではないものの輪島塗などの伝統的工芸品が盛んで、もちろん陶芸でも日展作家がいるなど創作活動は活発である。
伝統文化

量平椀は輪島に古くから伝わるお椀の物語

量平椀は輪島に古くから伝わるお椀の物語だ。ぐうたらでぶくぶく太った若者が、お坊さんから「お椀一杯の雑炊しか食べるな」という約束をさせられる。苦しみながらもこの約束を守り続けることで、モノや親への感謝の気持ちが沸き始める。いつしか働き者の若々しい青年になり、ダイエットにも成功し、嫁をもらい幸せに暮らしたというストーリー。お椀一杯の量の雑炊を毎日平均して食べることから「量平椀」と名付けられたそうだ。
伝統文化

日本最古の漁法はボラ待ちやぐら

能登半島にあるボラ待ちやぐらは日本最古の漁法と言われている。ボラは警戒心が非常に強いことから、普通に追い回してもなかなか収穫できないことから、漁師がこの漁法をあみだしたようだ。ボラ待ちやぐらの上からフクロ網を海底に張りボラを待ち、ボラがこの網の上を通ると一気に引き上げ収穫するという漁法だ。
伝統文化

越前漆器は若狭塗とは違う福井県の漆器産地である

福井県には越前漆器と若狭塗という2つの漆器産地がある。若狭塗は小浜市、塗り箸では国内のシェア8割を占めていることもあり有名な産地だ。オバマ大統領に若狭塗の塗り箸を献上したり、小浜市がNHKちりとてちんの舞台になったりと、なにかと話題も多い。一方、越前漆器は鯖江市、椀物など丸物を中心とした食器などを生産しており1500年の歴史と伝統はある産地だが、若狭塗に比べると知名度は低い。福井県の漆器というと越...
伝統文化

雪月花は日本の美しい景観を表現する言葉

文化芸能

加賀百万石の伝統文化にはお菓子の文化もある、上生菓子や日常の和菓子など個性あふれるお菓子がある

加賀百万石・金沢には和菓子の伝統文化がある。上生菓子や日常の和菓子など個性あふれるお菓子があり、石川県にはたくさんの和菓子の店がある。石川県の和菓子文化と歴史を展示解説している「石川県菓子文化会館」には、職人の指導による和菓子づくりが体験できるコースもある。
伝統文化

行列ができる豆大福は名代豆餅「昔ながらの赤えんどう」、京都の出町ふたばの豆大福が大人気

京都の和菓子といえば日本の和菓子文化が伝承されている伝統文化でもある。上質な羊羹や上生菓子などの高級和菓子もよいが、庶民的なお菓子もよい。京都出町のふたばという和菓子屋さんは、平日の昼間から行列ができるお菓子屋さんだ。一番人気は豆大福。赤えんどう入りで肉厚の厚いもちもちした大福餅の中に程よい量のこしあんが入っている。ほんのり塩味が効いて甘さはひかえめだ。
ビール

京都に天下の酒どころ「伏見の酒」キザクラカッパカントリーでは清酒だけでなく京都ビールも提供している

京都は伝統文化の宝庫。天下の酒どころといわれた伏見の酒は京都市伏見区にある。伏見酒造組合加盟の酒蔵には、月桂冠、黄桜といった日本酒のトップメーカーが名を連ねる。酒蔵が立ち並ぶ町並みも風情がある。黄桜はキザクラカッパカントリーというレストランを直営している。清酒はもちろん定食や一品料理などメニューも豊富だが、地ビールも提供している。
アート&デザイン

うまれてきてくれてありがとう、表供美の手づくり絵本の原画とクラフトイラスト展が富山で開催中、7月15日まで

表供美(おもてくみ)作品展「うまれてきてくれて ありがとう」 -手づくり絵本の原画とクラフトイラスト展- 子どもにかける愛情いっぱいの「言葉」を「文字」と「イラスト」で表現。とってもあったかいイラスト展。石に文字を描いたクラフト作品、貝にイラストを描いたクラフト作品、布のはめ込み絵など、たくさんの作品を展示。 期間:7月1日(火)~15日(火)10時~18時(最終日16時まで)月曜定休、会場:富山...