今月からグーグルクロームでは、SSLになっていないサイトのURL表示のバーに「保護されていません」と表示されるようになっている。ファイヤーフォックスでもほぼ同様の表示である。今や、常時SSLでないとサイト運営ができなくなったといえるだろう。
ところで、さくらインターネットでは、さくらのサブドメインというのがあって自由に使えたのだがSSL化できないという問題があった。それが解消され、簡単に常時SSLにできるようになった。
常時SSLで表示する
▼常時SSLで表示さえるようになったさくらのサブドメイン
上記のドメインは「076.jpn.org」。もともとは「jpn.org」というさくらインターネットで使えるドメインに「076」というサブドメインをあてて使っていた。
常時SSLの設定を行ったところ、簡単に「https://076.jpn.org/」で表示できるようになった。
サブドメインのSSL設定方法
サブドメインをSSL化するには、サーバコントロールパネルにログインし、ドメイン設定の「ドメイン/SSL設定」をクリックする。
表示されたドメインの一覧で設定したいドメイン名を見ると、SSLの項目で利用中のところが「-」になっているはずである。このままだとSSL表示にはならない。この右にある「設定」をクリックして設定を進める。
下部のほうにスクロールすると、「4.SSLの利用法をお選びください」という項目のところがある。おそらく「共有SSL、SNI SSLを利用しない」になっているはずである。ここで「共有SSLを利用する」をクリックし、設定を保存する。
もう一度ドメイン一覧を表示させると以下のような表示になり、「SSL」の項目のところが「利用中」になっているはずである。
この状態になればSSL表示はOKである。
なお、これまで使えていた
https://secure449.sakura.ne.jp/076.jpn.org/
という形式の共有SSLは2019年1月で提供終了予定とのこと。
このような設定をしている場合は、今のうちに修正をしておこう。
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遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
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