富山に越前そばのうまい蕎麦屋があった、神通町田村は蕎麦がうまい季節料理の店だ。夜の神通町田村は小料理屋さんだが、昼は蕎麦ののれんを出し、蕎麦で勝負している蕎麦屋になる。蕎麦も北海道産、富山県山田村産、福井県大野産の3種を用意しており、好きな蕎麦をオーダーすることができる。今日は、 富山県山田村産と福井県大野産の2種をダシ抜きでオーダーした。
最初に出されたのは、富山県山田村の蕎麦。
富山県には蕎麦の産地というイメージがなかったが、山田村ではいい蕎麦が作られるらしい。山田村の蕎麦を使った蕎麦は、香りよし、味よし、とバランスの良いきれいな蕎麦だった。上品さも感じられるいい蕎麦である。
次に頂いたのが、福井県大野産の蕎麦。
この福井県大野産の蕎麦粉を使った蕎麦は荒々しい表情をしている。蕎麦の香りも強く、存在感のある蕎麦である。いかにも福井産の十割蕎麦らしい蕎麦だ。それでいて、食べてみると蕎麦のコシもつるつる感も十分に感じられる。強さと繊細さを持ち合わせたような芸術的な蕎麦であった。これは絶対のおすすめである。福井県のカガセイフンの蕎麦粉を使った十割生粉打ち蕎麦であった。
富山でこんなにおいしい蕎麦に出会えるとは不思議な邂逅だ。
「神通町 田村」
http://www.j-tamura.jp/
〒930-0009 富山市神通町2-1-3 TEL 076-432-1505 FAX 076-432-3776
[営業時間] ランチ:11:00~14:00 (ラストオーダー 13:30)
お夕食:17:30~22:00 (ラストオーダー 20:00)
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
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