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フランスワイン第三のワイン産地はロワール地区、白ワインの宝庫になっているロワールを味わうロワールワインセミナ

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Wineschool_20120625ワインソムリエのマダム櫻子は西田酒店店内で毎月ワイン教室を開いている。この人気ワイン教室は毎回キャンセル待ち行列だが、今日は参加者を増員して30名近いワイン好きな参加者が集まった。2年前の金沢ワイン教室に参加したことはあるが、七尾市の西田酒店で行われるワイン教室には初参加。さすが地元開催、期待を超える楽しくおいしいワイン教室だった。ワイン教室のくわしい状況は「マダム櫻子のワイン教室」にて紹介されている。

今日のワイン教室のテーマは「ロワール」。ロワールは、ボルドー、コート・デュ・ローヌに次ぐ、フランス第三のワイン産地。このロワールのワイン7種を1種づつ説明を聞きながらいただくスタイルである。
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最初は白ワインでスタート。

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なお、ワインのおつまみはシェフ直伝の手作り料理。遠田はベジタリアンであることに配慮してくれてお肉抜きのメニューに変更してくれた。ありがとう。

▼白ワイン3種
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ロワール地区は白ワインが多い。3番めのワインまでは白ワインがずらりと並んだ。
1.ミュスカデ エクスプレッション ドルトネス
フランスナント地区の白ワイン。原料の葡萄はミュスカデ100%。さわやかで初夏にぴったり。後味がすぅーっとひいてそのあとにわずかに残る旨みが奥深さを感じる白ワインだった。

2.レ ヴィユー クロ
色がきれいで、酸味がきいて、後味すっきりとキレのよい白ワイン。アンジュソミュール地区でニコクジョリーが育てた無農薬葡萄を原料にしているようである。シュナンブラン葡萄100%。存在感ある白ワインである。

3.サンセール
口当たりがわずかに甘みを感じる、すっきりとした白ワイン。リュットレゾネ葡萄100%で作られた中央フランス地区の白ワインである。

▼赤ワイン3種
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4番めから6番目までは赤ワイン。
4.トゥレーヌ ルージュ レコオ
フランストゥレーヌ地区の赤ワイン。口当たりがよく、何杯でも飲めそうな赤ワイン。香りも味わいもバランスよい好印象で、チーズによくあう赤ワインだ。

5.レパンセ ド パリュ
トゥレーヌ地区でカベルネフラン葡萄100%の赤ワイン。酸味と渋みがガツンとくる強めの赤ワインだ。ブルーチーズによくあうし、味の濃い料理にも負けない存在感ある赤ワイン。ちびちびと飲みたいときにおすすめ。

6.メネトゥーサロンレ・ルナルディエール
中央フランス地区でピノ・ノワール葡萄100%の赤ワイン。香りがとてもよく華やか。味わいも深い。誰にでも「すごくいい赤ワインだなー」と感じさせるチカラがある赤ワインである。

▼デザートワイン
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フィニッシュの7番目はデザートワイン。
7.モンルイ シュール ロワール レ チュフォ
トゥレーヌ地区でシュナンブラン葡萄100%のデザートワイン。デザートワインとは仕上げにいただく最後の甘~いワイン。フルーツにもよくあう。今日は葡萄といっしょにこのデザートワインを味わった。

フランスのロワール地区は白ワインが6割を占め、白ワインが強みを持つ地域だが、赤ワインもなかなかいいものがある。また、今日の7種のワインは、すべて原料が単品種(1種のみ100%)で、混合がないのも特徴的。

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