中小企業の戦略立案研修のためスプリングキャンプ。経営者と従業員が寝食を共にする一泊二日の経営合宿だ。現状分析と対策案の検討のために事例企業を使ったSWOT分析を行った。事例企業の要件を説明し、強み:S、弱み:W、機会:O、脅威:Tの4つの象限にわけて分析し意見交換。その後、対策案をTOWS分析で検討し、重要な対策案を抽出する研修だ。
ポストイットを使ったSWOT分析のシート。幅が1メートルを超える巨大なSWOT分析になった。
SWOT分析の後は、対策案を考えるためのTOWS分析。SWOT分析が「現状」という事実を分析するフェーズなのに対して、TOWS分析はその企業の「未来」の戦略案を検討するフェーズになる。未来のことだから絶対にこれが正しいという唯一の正解はない。だからこそ、抜けなくもれなく対策案を列挙して、もっとも妥当性の高い対策案を検討するのである。
SWOT分析とは、企業の全体的な評価を強み(Strength)、弱み(Weakness)、機会(Opportunity)、脅威(Threat)という4つの象限に分
けて検討すること。SWOTは、強み(Strength)、弱み(Weakness)、機会(Opportunity)、脅威(Threat)の頭文字を
つなげたものである。
SWOT分析とTOWS分析の説明はドモドモコーポレーションのSWOT分析のページをご覧ください。
関連サイト:<http://swot分析.jp/swot/>
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
保有資格:中小企業診断士、情報処理技術者など
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