生きたSWOT分析とは、他社の事例研究ではなく、実際に自社の現状分析をリアルに行なうことである。中小企業なら経営者以下数名のプロジェクトチーム、小規模事業者なら全員参加で行なうのがよい。今回は5名のプロジェクトチームでSWOT分析を行なった。SWOT分析とは「強み、弱み、機会、脅威」の頭文字を並べたもので、企業の戦略立案時の現状分析によく使われる戦略立案ツールである。
実はこの企業は10年前にもSWOT分析とBSC戦略立案を行なっている。今回あらためて10年前に立案した戦略案を見ると、おそろしいほど実現できていた。
やはり真剣に熱く自社の進む道を考えぬくような機会が必要だ。
生きた経営戦略を立案実行するためには、経営者のトップダウンだけではなく、第一線の社員たちも意思決定に参加する全員参加のボトムアップ型の経営戦略づくりが有効です。
そして戦略を共有・可視化(見える化)するにはBSC(バランススコアカード)が適しています。
当社は、中小企業の経営幹部や社員が一緒になって自社戦略立案をするお手伝いをしています。
座学だけではなく、意見交換や発表と質問を行う形式を組み込んだグループディスカッションをしながらワーク形式で実践的に学び取ってもらいます。
バランス・スコアカード(BSC)は、1992年ハーバードビジネススクールのロバート・S・キャプラン教授とコンサ
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
保有資格:中小企業診断士、情報処理技術者など
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