迷惑メール/スパム対策

新ドメインが送信元の迷惑メールが急増している、とくに「.work」「.criket」「.science」が多いのでまとめて迷惑メールフィルタに登録

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新ドメインの迷惑メールが急増4月に入ってから送信元が新ドメインの迷惑メールが急増している。とくにここ数日多いのは「.work」「.criket」「.science」だ。このような新ドメインは2014年に大幅に増え、お名前ドットコムやVALUE-DOMAINで簡単に申し込むことができるようになった。
悩ましいのはこれらの新ドメインからのメールは迷惑メールフィルタをすり抜けることが多く、メールソフトで大量に受信してしまう。おかげで最近は毎朝の迷惑メール処理が増えてしまった。そこで、メールサーバのスパムアサシンという迷惑メールを処理するソフトに新たに新ドメインをいくつか追加するという対策を行ってみた。

スパムアサシン(SpamAssassin)の設定

スパムアサシン(SpamAssassin)とは、学習型迷惑メールのサーバインストールソフトで、世界でもっとも使われているフリーソフトである。送信元のアドレスを指定することもできる。

スパムアサシンのブロックフィルタ「.blockaddr」にいくつかのドメイン名を追加した。

迷惑メールのドメイン設定

今回追加したのは「.eu」「.work」「.criket」「.science」「.ninja」の5つである。

\.info
\.mobi
\.asia
\.cn
\.ch
\.ru
\.me
\.fr
\.uk
\.pro
\.de
\.ca
\.eu →新規追加
\.work →新規追加
\.criket →新規追加
\.science →新規追加
\.ninja →新規追加

「.eu」はもっと以前からあったドメインだが、最近とくに迷惑メール送信元になっているので追加した。
「.work」「.criket」「.science」「.ninja」は最近の新ドメインである。

なお、国別ドメインを追加する場合は注意が必要である。このような設定を考えている方には外国からくる迷惑メールなどを効率よくカットするためにスパムアサシンの「.blockaddr」を編集を参考にするとよい。

このような問題が起きる新ドメイン。企業がメインドメインとして使うことには注意したいものだ。WEBサイトに使ったとしても、メールにはこれまでどおり「.com」「.jp」などの認知がされているドメインを使うべきだろう。