KCG(金沢・コンサルティング・グループ)は毎月セミナーを実施している。遠田は不定期な参加で前回の講師当番が2011年8月だからずいぶんと前のことである。
さて、本日のKCGセミナーの講師は中小企業診断士の久田浩志氏。東京のIT系企業でECコンサルタントをしていた実績がありネット通販に関してのエキスパートである。その強みを活かし、今回のテーマはネットの販促系で「誰でもできる!売れる!キャッチコピー講座」となった。毎回多数の受講者が集まり本日も中小企業診断士、税理士、弁護士、経営者など約20名が集まったが、今回のセミナーは「役に立つ!」「自社サイトの改善にこの技を使いたい!」と絶賛の嵐だった。
▼KCGセミナーの様子(近江町いちば館の4階研修室)
いいセミナーだった。要点をついたセオリーの説明とワークがあり、短時間でよくわかるように進行したのも好感がもてた。
いいキャッチコピーというと、天才的なマッケッターやコピーライターが生み出すようなイメージがある。しかし、そうではなく、きちんとセオリー通りに組み立てていけば、ある一定以上のレベルのキャッチコピーが書けるということを理解できた。
製品やサービスのキャッチコピーを書くために必要な情報を集めたあと、1.「引き」、2.「特徴」、3.「名前や容量」という3つにわけて記述することで、いいキャッチコピーの骨格ができる。あとは、そのキャッチコピーをブラッシュアップしていくというやり方であった。
10分のワークで、遠田は「無農薬トマト」を題材として考えてみた。
1.引き:スイカより甘い糖度14度で一口サイズ
2.特徴:奇跡のりんごを産んだ木村秋則式の無農薬栽培で育てた
3.名前や容量:宝石トマト10個入り
この3つを並べると…
スイカより甘い糖度14度で一口サイズ、奇跡のりんごを産んだ木村秋則式の無農薬栽培で育てた宝石トマト10個入り
となる。
このキャッチコピーをベースに推敲して完成させるというわけだ。どうだろう、短時間で書いた割にはなかなかいいキャッチコピーかもしれない。
今度、ネットショップ関係者などの勉強会などでもこのキャッチコピーの書き方について久田氏に講演を依頼したいと考えている。久田氏は、金沢市役所勤務のあと東京に移転し、WEB関係の仕事に従事。ネットショップ店長などの経験もあり一部上場企業でECコンサルタントとなり、約2000社のWEBマーケティングに関わっているというすばらしいキャリアの持ち主である。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
保有資格:中小企業診断士、情報処理技術者など
会社概要およびプロフィールは株式会社ドモドモコーポレーションの会社案内にて紹介していますので興味ある方はご覧ください。
お問い合わせは電話ではなくお問い合わせフォームからメールにておねがいします。新規の電話番号からの電話は受信しないことにしていますのでご了承ください。
【反応していただけると喜びます(笑)】
記事内容が役にたったとか共感したとかで、なにか反応をしたいという場合はTwitterやフェイスブックなどのSNSで反応いただけるとうれしいです。
遠田幹雄が利用しているSNSは以下のとおりです。
facebook https://www.facebook.com/tohdamikio
ツイッター https://twitter.com/tohdamikio
LINE https://lin.ee/igN7saM
チャットワーク https://www.chatwork.com/tohda
また、投げ銭システムも用意しましたのでお気持ちがあればクレジット決済などでもお支払いいただけます。
※投げ銭はデジタルコンテンツ購入という通販のしくみにしました。
※投げ銭は100円からOKです。シャレですので笑ってください(笑)