グーグル(Google)

検索するユーザーの質問に有効な回答があるページは検索結果画面の上部に「強調スニペット」として表示されることがある

この記事は約2分で読めます。

検索結果での強調スニペットGoogleの検索結果は日々進化している。検索するユーザーの意図に適したページを検索結果に上位表示しようとする意思は衰えていない。
なにかを調べようとして「質問」という意図で検索するユーザーにとっては、その質問の回答結果を表示してくれるページを教えてほしいわけである。場合によっては、そのページの一部だけみれば質問の意図を達成できることもある。Googleでユーザーが質問すると、回答の概要が強調スニペット ブロックとして検索結果ページの上部に表示される場合がある。この強調スニペットには、そのウェブページから抽出された回答の概要と、ページへのリンク、ページタイトル、URL が含まれている。

検索結果での強調スニペットの事例

例えば「ショートメール 料金」という検索をすると、検索結果の上部にショートメールの料金表が表示される。実はこの部分は遠田の過去のブログ記事「/2014/11/sms30yen.html」の一部が強調表示されたものである。

検索結果での強調スニペット

ここでは、遠田のブログが引用して強調表示されているが、検索するユーザーの環境によっては引用先のページが違う。幾つかの環境で調べてみたところ、ドコモの料金表ページだったり、auの料金表ページだったりした。これは、検索するユーザーが、過去自分が閲覧したことがあったりするサイトだったり、位置情報などで距離が近いサイトだったりと、なんらかの情報をもとにGoogleが自動的に決めているようだ。

強調スニペットとして表示されるようになれば、大きなアクセス増加となり集客増加効果が期待できる。SEO的な価値もある。自社サイトを積極的に強調スニペット表示をしてほしいところだが、この判断はGoogleが自動的に行なう。

自分のページを強調スニペットとして設定できますか?

ご自分のページを強調スニペットとして設定することはできません。Google では、ユーザーの質問に対する回答がページに含まれていることをプログラムで判断し、その結果を強調スニペットとして表示します。

引用元 https://support.google.com/webmasters/answer/6229325?hl=ja-JP

やはり、ユーザーが求める情報を適正に親切に説明しているページが評価されるようである。目先だけのSEOではなく、コンテンツSEOを重視していく必要性をあらためて感じた現象だった。