農業アグリビジネス

農で1200万円!日本一小さい農業が明かす「脱サラ農業」はじめの一歩…という書籍がまもなく発刊

この記事は約4分で読めます。

node1200manenamazon.jpg日本一小さい農家というキャッチフレーズがぴったりの農業者が風来の西田栄喜氏。石川県能美市に在住し、3反歩(30アール)の農地で農業を営んでいる。西田栄喜氏は今年2月に「小さい農業で稼ぐコツ」という書籍を出した。農業ビジネスの教科書とも言える素晴らしい内容で、農業本としては異色のベストセラーになっている。なんと約半年で次作が出ることになった。今度は、農で1200万円!日本一小さい農業が明かす「脱サラ農業」はじめの一歩…という書籍である。今度はダイヤモンド社からの出版である。これはすごい。すでにamazonでは予約可能になっていたので予約した。前作がよかったので、今作もおおいに期待できる。農業ビジネスに興味ある全ての人に読んでみてほしい。

発売予定は9月2日だが、今予約するとポイントもつくようだ。

agri1200manenamazon.jpg

以下、Amazonの書籍紹介より引用

内容紹介

◎増税、社会保険料の増大で、会社一本の収入源ではヤバイ時代、新たな稼ぎ=第2の井戸を掘るニーズは年々増加。特に食育への関心から脱サラ農業への関心は高まるばかり。本書はその「はじめの一歩」を、「小さく幸せに稼ぐ」というテーマで紹介する。 ◎農林水産省の「農業経営統計調査」によると、専業農家の平均年収は200万円、初期投資に約1000万円、兼業農家も含め日本の農家の平均耕地面積は2.27ha(ヘクタール)といわれているが、専業農家で食べていく場合は、稲作農家で20ha以上、畑作農家で3ha以上必要だという。そんななか、石川県能美市に小さなビニールハウス4棟、通常農家の10分の1の面積30a(アール)の「日本一小さい専業農家」風来(ふうらい)がある。「借金ゼロ、補助金ゼロ、農薬ゼロ、肥料ゼロ、ロスゼロ、大農地ゼロ、高額機械ゼロ、宣伝費ゼロ」、労働力は夫婦2人で売上1200万円、所得(利益)600万円を達成。しかも初期投資は143万円だけ、中古の3万円の農機具がメインプレーヤー。なぜ、こんなことが可能なのか?
◎バーテンダー、ビジネスホテル支配人を経て、知識ゼロで脱サラ起農した著者は、生産(1次)、加工(2次)、販売(3次)をすべて手掛ける6次産業化を実現。すると2000円の野菜セットに送料2800円(沖縄)を出すお客も! 夫が無農薬・無肥料の安全な野菜を、妻がシフォンケーキやキムチなどの加工品を担当。SNSで顔が見える関係を構築しつつ、子ども3人を含む家族5人が幸せに稼げる「ミニマム主義」を提唱。
◎さらに、地域の農家と一般人との「農コン」や「べじべじくらぶ」などの「知恵の教室」を開催。稼げない地方の農家像を根底から覆し、地域の農家が一体となって知恵をシェアしながら、共存共栄をはかる姿勢はこれからのロールモデルになる。著者いわく「自分が脱サラするとき、こんな本があれば本当に助かったと言える本ができました」。これからは、幸せに稼げて、家族と地域の人が明るく自然の法則に従って生きる「小さい農」が大きなトレンドとなる。読みやすくこれなら自分でもやれそうという具体的なノウハウが満載! 首都圏から地方まで、爆発力のある商品になります。

著者について

菜園生活「風来」代表。1969年、石川県生まれ。大学卒業後、バーテンダーとなる。オーストラリアへ遊学後、ビジネスホテルチェーンの支配人業を3年間勤務。その後帰郷し、1999年、知識ゼロから起農。小さなビニールハウス4棟、通常農家の10分の1以下の耕地面積である30アールの「日本一小さい専業農家」となる。3万円で購入した農業機械などで年間50種類超の野菜を育て、野菜セットや漬物などを直売。SNSなどでお客さんとダイレクトにつながり、栽培・加工・直売・教室を夫婦でやりながら、3人の子どもたちと暮らす。借金なし、補助金なし、農薬なし、肥料なし、ロスなし、大農地なし、高額機械なし、宣伝費なしなど、〝ないないづくし〟の戦略で、年間売上1200万円、所得(利益)600万円を達成。前年対比プラス・マイナス5%以内に売上を持っていく「売上基準金額経営」を実践。基準金額の95%未満でも105%超でも反省する。小さいからこそ幸せになれるミニマム主義を実践。地域とお客さんとのふれあいを大切に、身の丈サイズで家族みんなが明るく幸せになる農業を行う。著書に『小さい農業で稼ぐコツ――加工・直売・幸せ家族農業で30a1200万円』がある。多くの新規就農者の相談に乗りながら、全国各地からの講演依頼も多い。

風来
http://www.fuurai.jp/
〒929-0113  石川県能美市大成町1-75
店主 西田栄喜