エクセル2007を導入した理由は、これまでのエクセルに不満があったわけではない。統計分析で10万行を超える処理が必要になったという限定的な理由だ。これまで65536行だった行数がエクセル2007なら100万行を超える処理が可能。エクセル2007で5万行程度のワークシートを処理すると、ファイルサイズがこれまでの半分以下となる。意外にメモリも食わない。たしかにエクセル2007は高機能だ。
しかし、使えない。使い続けたくないといったほうがいい。これまでのメニューバーとまったく違うからだ。ウィンドウズのクラシック表示のように選択もできない。リピートユーザにとってはリボンというインターフェースは悪すぎる…。
クラシック表示のような機能のアドインマクロを使う
そこで導入したのがエクセル旧バージョンのようなメニューバーを表示するアドインマクロ。ウィンドウズのクラシック表示のような機能がないエクセル2007でもアドインを使えば擬似的にこれまでのメニューバーを使うことができるようになる。
エクセル2007のアドインは有料版なども複数でていたが、今回はフリーの「Excel2007でメニューバー作成ver.1.0」を使用した。なぜか上記の写真のような表示にならないが、いちおうこれまで慣れたメニューバーが使えるようになったので一安心。作者に感謝。
ユーザーインターフェースの変更は大きな課題だ。ユーザインターフェースはお店にとっては接客と同じ。いくら料理がおいしい店でも、接客が悪いともう一度行きたいと思わない。再来店を躊躇するような接客サービスでは本末転倒。エクセル2007のインターフェイス改善に期待したい。
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参考になれば幸いです。
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