しいのき迎賓館で開催された北陸ワイナリーイベントに参加した。直接の目的は北陸にある5つのワイナリーのワインを試飲するためである。北陸でワイン醸造をしていることを知らない人も多いくらいまだ知名度は低い。だが、日本海側でのワイン醸造の歴史は古く、日本初のワイナリーは100年以上前に新潟県上越市の岩の原ワインだし、富山のホーライサンワイナリーも創業80年を超えている。まだ飲んだことがないワイナリーもあり、この機会にのってみた。
ワイナリーは、富山:ホーライサンワイナリー(やまふじぶどう園)、セイズファーム、石川:能登ワイン、ハイディワイナリー、福井:白山ワイナリーの5つである。
北陸ワイナリーの会場は「しいのき迎賓館」の2階。しいのき迎賓館はもともと石川県庁だった場所で石川県の中心を象徴する場所でもある。
入り口の横にある受付を済ますとワイングラスを1つ貸してくれる。
会場内に入るともうすでに多数の人で身動きがとれないほど。5つのワイナリーだけでなく、チーズやパンや牧場のヨーグルトなど、ワインにあうおつまみも同時に提供されていた。
ワインは1杯あたりチケットが1枚か2枚、おつまみはだいたいチケット2枚で交換できる。チケットは一枚300円で10枚綴のものが3000円で前売りされていたものを購入していた。このチケットが入場券になっている。なお入場後は300円単位でチケットの追加購入が可能だった。
▼入場券を兼ねた10枚綴の金券チケット
▼北陸ワインの告知チラシ
北陸ワイナリーの感想
北陸にある5つのワイナリーをすべて同時に試飲できるというのはとてもいい企画である。実際に5つのワイナリーのワインを1種類づつ飲むことができた。フレッシュな白ワインもよかったが、メルローを使ったフルボディの赤ワインもなかなかのできだった。チーズやパン、ラクレットなどのおつまみ類もあり、なかなか楽しめる。これからますます北陸のワインのクオリティが上昇していくことを期待させられた。
ちょっと残念だったのは、集まった人数に比べ会場が狭すぎたことである。ワイナリーの人の話を聞くこともほとんどできず、狭い会場であわただしく立ったままワインを試飲するという感じだった。ワインを手にもったまま人混みの中を移動するのもたいへんに気づかれするので、まだ飲んでみたいワインはあったがチケットの追加購入はあきらめ会場を後にした。
次回もあるならもっと広い会場でお願いしたいものだ。
以下イベント概要はhttp://www.hokkokushuhan.com/hokurikuwine.htmlより引用
11月22日開催 START 10:00 END 15:00
※10時から12時は、酒販店様、飲食店関係者様に限らせて頂きます。
※便宜上の区分であり、厳密な意味での分類ではありません。
会場:しいのき迎賓館 2階飲食チケット:3,000円 (10枚綴り・グラス付き)
参加ワイナリー:ホーライサンワイナリー、T-MARKS、能登ワイン、ハイディワイナリー、白山やまぶどうワイン
後援:北陸中日新聞、北陸放送、石川テレビ放送、テレビ金沢、北陸朝日放送、エフエム石川
〔イベントの目的及び内容〕
北陸(富山、石川、福井)のワイナリーが初めて一堂に会し、醸造家との対話を通じて北陸ワイナリーを知る第一回目のイベントです。 そして、日本におけるワイン法制定を目前にした今、地元にて国産地元ワインの定着化を図り、地産地消で地域活性化を目指しております。〔チケット〕
飲食用チケット 10枚綴り・グラス付・入場パスポート 3000円
提供されるワイン、料理のご購入は飲食チケットが必要となります。料理やワインの種類によって必要になる枚数が変わります。
※ワイン・フードメニューは数に限りがありますので、売り切れ次第終了となります
※当日は、1枚単位で追加購入可チケットのご購入先:株式会社 加越
【電話注文の場合】
TEL 0761-22-5321
お振り込みが確認でき次第、郵送します。(送料無料) ※振込手数料はご負担願います。【直接購入の場合】
○ 株式会社 加越 酒造本部(石川県小松市今江町9丁目605)
○ 株式会社 加越 北国酒販部(石川県小松市問屋町3丁目)
○ ワイナリー、出店飲食店、協力酒販店でもお求めいただけます。
※フードメニューは数に限りがありますので、売り切れ次第終了となります。
※20歳未満の方の飲酒は固くお断りいたします。
※雨天決行
ワイナリー紹介富山県
やまふじぶどう園立山連峰を望む小高い丘にぶどう園が開かれたのは1927年。先々代の山藤重信が山を開拓し、何種類かの果物を植えたのがはじまりです。開園から90年近く経った現在、三代目の山藤重徳を筆頭に山藤ファミリーが一丸となり、ぶどうの栽培からワインの醸造、販売までを一貫して行っています。
〔出品ワイン〕
〇 立山ワイン 白 720ml 〇 ときしらず 赤 720ml 〇 富山2013 720ml 〇 YAMAFUJI2012 720mlセイズファーム
ドメーヌとして、100%自社原料のみの葡萄で、ワインを生産しています。この土地が生み出す、この土地らしい。この土地でしか出来ないワイン造り。ごくシンプルな理念のもと、”北陸が生む美しいワイン造り”を目指しています。
〔出品ワイン〕
〇 オジコ シャルドネ2013 750ml 〇 シードル 750ml 〇 オジコ シャルドネ2014 750ml 〇 シャルドネ2014 750mll石川県
能登ワイン能登の風土で育てた葡萄を搾ってワインを造る。皆様に生ワインをお届けして能登の豊かな食材を生かしたい。この夢を追ってきました。
〔出品ワイン〕
〇 マスカットベリーA(赤)720 ml 辛口 〇 ノトワインブラン(白)720 ml 甘口 〇 能登ワインヌーボー(赤)720ml 辛口 〇 能登ワインヌーボー(白)720ml 中口ハイディワイナリー
ハイディワイナリーは石川県の能登にあるワイナリーです。わたしたちは、ワインの製造工程もアートの一部と考えています。ブドウ畑と、醸造所と、人。それぞれが密接につながって、アート作品を紡ぐワイナリー空間です。
〔出品ワイン〕
〇 シャルドネ2013(樽熟3ヶ月) 750ml 〇 甲州2013(樽熟12ヶ月) 750ml 〇 カベルネソーヴィニヨン2013(樽熟12ヶ月)750ml 〇 メルロー2013(樽熟3ヶ月) 750ml福井県
白山ワイナリー白山ワイナリーは福井県の東部・奥越前と呼ばれる経ヶ岳山麓の豊かな自然の中で山ぶどうにこだわったワイン作りをしています。
〔出品ワイン〕
〇 白山ルージュ 赤 720ml 〇 白山ブラン 白 720ml 〇 小公子スパーク 750ml 〇 白山 Dstyle 白 720ml
出店飲食店紹介 近日中に紹介富山県
池田ファーム石川県
平松牧場古川商店
福井県
蔵屋タイムスケジュール
第一部 10時~
〇ワイナリー、醸造家の紹介
ホーライサンワイナリー、T-MARKS、能登ワイン、ハイディワイナリー、白山山ぶどうワイン〇各ワイナリー、ワインについて
講師:辻 健一 (日本ソムリエ協会 関西支部 石川地区長)第二部 13時~
同上
会場内でヨーグルトを提供していた平松牧場の平松さん
地産地消を進めるには購入者が応援する気持ちが必要だ。出来る範囲で購入して地元の食産業を応援したいものである。
北陸ワイナリーイベントを後にして、しいのき迎賓館の表玄関から外に出た。しいのき迎賓館の前には人力車がいた。外はいい天気である。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
保有資格:中小企業診断士、情報処理技術者など
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